最後 | a day ・・・kazukan

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いっぱい笑った1日も、いっぱい泣いた1日も

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私がとっても憧れているWAJINさんが以前「雑記」というタイトルで

素敵な言葉を書いていらっしゃいました。


その中で・・・


「これが私の最後の言葉かも知れない」「それがあなたの最後の姿かも知れない」

ふとそう考えてみた時、生きている事の奇跡に気付く。


という言葉で、ふと思い出したことがありました。


おばあちゃんが亡くなった後の数年。


「このお店がおばあちゃんと最後にご飯を食べにきたお店になったんだ・・・」

「このお店がおばあちゃんと最後に二人でお茶した喫茶店になったんだ・・・」

「おばあちゃんと車椅子でお散歩デートしたのは、この公園が最後だったな・・・」とか。


そうやってふと、いろんな瞬間に「最後だった状況」みたいのを

思い出すことが多かったなって。


おばあちゃんが天国へ旅立ったのは、本当に突然だった。


覚悟も何にないまま、突然だったから、しばらくは

受け入れられなくて、それが一年、また一年と過ぎてゆく季節のなかで

ゆっくり思い出され、懐かしむことが出来るようになったのかな。

小さい頃からおばあちゃんとよく行った喫茶店が閉店し、壊される時は

思い出が消されるようで、悲しかったなぁ・・・


自分だって、いつどの瞬間が「最後の言葉」になるのか「最後の姿」になるのか

わからない。


相手にとっても、いつどの瞬間が「最後の時間」になるのか、わからない。


だから、いつも精一杯の優しさで向き合いたいし、精一杯生きたい。


最近、おばあちゃんのことばっかり思い出す。


会いたくても、会えない。


涙が出てくるよ。


kazukan ~ aday ~