朱を奪う紫 | 我が麗しき君と摩天楼

我が麗しき君と摩天楼

沢田研二さんへの想いを胸に秘め、ニューヨークに14年滞在後2013年帰国。
変わり果てた日本で逞しく生きる日々。

昨日の記事にて、「栗だけきんとん」に浮かれていた我が身ですが、どうやら「栗だけきんとん」は普通に存在するということに、ひっじょおおおに驚いています。

職場の若者20代の子供たちに聞いてみたところ、「は?栗きんとんは栗だけでしょう!」と口を揃えて言っておりました。

まじか。

しかし、「栗きんとんの作り方」を検索すると、用意する材料に必ず「サツマイモ」が入っています。

さらには、最近では普通のサツマイモの替わりに、紫芋を使った変わり種もあるらしいんです。


日本の食文化も変わってきましたね。

数年前、NYのフリーマーケットで、紫のブロッコリーやえんどう豆やオクラを発見した時は「なんと毒々しい」と思ったものですが、それはそれで微妙な苦みを興味深く味わいました。

しかし、日本の流通はそれを超えておりますよね。
っていうか、ちょっと意識が違いますよね。

スーパーでしみじみ眺めてみると、その紫の野菜や果物達は本来の姿で売られていることは殆ど無く、ジュースやソースに加工されてたり、デザートやお菓子に混ぜ込まれてますね。

現物主義の私としては、どうも納得いく仕上がりではないんですけど。

すごいなあ~食品開発能力。
でまた、それが飛ぶように売れてるんだな。

紫の野菜や果物には特有の栄養素があるらしいんですけど、こうも加工に加工されて色んな化学物質と混ぜくり合って、本来素材の持つ旨味はどこへやらって感じなんですけど。

まあ、この無理矢理な意外性がウケてるんですかね。