ヨーロッパ周遊〜ベルギー・ブリュッセル〜 | 我が麗しき君と摩天楼

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沢田研二さんへの想いを胸に秘め、ニューヨークに14年滞在後2013年帰国。
変わり果てた日本で逞しく生きる日々。

オランダ・アムステルダムより、ユーロバスで約4時間、遅い夕刻、ベルギー・ブリュッセルに到着致しました。


どこでも英語が通じるとは言うものの、初めての国ですし、初めてのバス旅行ですし、そらもう不安ですよ。

チケット売り場のおばちゃんやドライバーに、何度も確認しながらの乗車です。

ずらりと並んだバスの中から自分のバスを探して、荷物をトランクに入れてもらって乗車致しますが、チェックインから発車まで数十分あるんですよ。

その間トランクのドアは開きっぱなしで、誰も乗客の荷物を見ていてはくれないので、一旦車内に入り座りましたが、また外に出てトランクのドアの前でじっと荷物を見張っていました。

こんなことをしているのは私たったひとり、皆よく不安じゃないですよね。


ブリュッセル北駅に到着しましたが、そこは近代的な高層ビルが建ち並ぶオフィス街のようでした。

ちょっと裏通りを見れば、怪しい、どこの国でもよくある危険な通りだということがすぐ分かりました。


引き返して、着いた時間も日暮れ近かったので、この日はちょっとした飲み物と軽食を買い込んでホテルに直行しました。

観光客丸出しの姿では、こんな時間にウロウロしちゃあいけません。

ラッキーなことに、シングルを予約したはずがベッドがキングサイズになっていて、しかもロフト付だったんです。

ひっろ~。
やっす~。

オランダに比べるとベルギーの方が物価は安そうですね。
ちなみに、広いワンルームのアパートで、1ヶ月2万円くらいからあったような。



早朝7時前起床、チェックアウトを済ませて8時から観光開始です。


本日も歩きまする。

可愛らしいアムステルダムの建物とは少々変わりまして、ブリュッセルの方は重厚な建造物が多くなりました。


朝早かったので、歩いている人は殆どいません。

ホテルの朝食をケチってカフェで朝食をと思いましたが、どこもまだ開いておりません。
腹が減りました。


アムステルダムの時と同じように、ホテルのフロントで街の地図をもらいまして、それを片手にテクテク歩きます。

道は相変わらず石畳で、アムステルダム同様、路面電車が走っております。

バスや電車に乗るほどの広い街じゃないので、大通りを歩いた方が楽しかったと思います。


しかし、道の名前が非常に長く読み辛いのです。

道が碁盤の目のようになっているNYとは違って、2又3又に入り乱れているところが多いもんですから、角に来るたびに地図を確認していました。

それでも真逆に歩いていることも多かったですね。

迷った挙げ句、振り向けば大きな宮殿の前に出たりして、うわ~奇麗だな~と上ばかり見てお城の周りを360℃ぐるっとしていると、更に道に迷うか、現在地を把握出来るか、どちらかです。

しばらく彷徨った後、放射線状に道が延びる広場に到着しましたら、なんとそこに美味しいワッフル屋さんを発見!


ここにあったのか!

朝食兼昼食です。
ベルギーと言えばワッフルですねえ。

焼きたての「ブリュッセル」と「ブルージュ」のワッフルはシンプルに、カプチーノと一緒にいただきました。


丸い形のもっちもちの「ブリュッセル」と、四角い軽くてさっくさくの「ブルージュ」、どちらも熱々で美味しかったですよ。

ドイツの弟達に買って帰りましたが、どちらも好評でございました。


ベルギーのビールはNYでも時々飲んでいましたが、ちょっと口当たりが軽いですか?

だからなのか、昼間っから歩きながら飲んでいる方を見かけました。
へえ~この行為って罰せられないんですね。

ヨーロッパはどの国でもビールが比較的安価で、水よりも安いんですね。

レストランではビールを注文して、常にペットボトルの水を持ち歩いて、という一般庶民が多かったようです。


夕飯はこちら「LEON」、ブリュッセルで最高に美味しいというムール貝専門レストランです。
一緒にオーダーしたビールは、ホワイトビール。


ムール貝が鉄鍋に山盛りになっております。
一番シンプルなメニュー、セロリ、バターが入っているのにしてみました。

ちょうど鍋焼きうどんの鉄鍋のちょっと深いやつ、を御想像下さい。
それに溢れんばかりのムール貝でございます。


これで小さいサイズなんだそうです。

「絶対食べれんな~」と思いながら、ひとくち。
殻のまま口に持っていき、ちゅるっと身を頂きます。
身をフォークで取っていたら美味しく頂けません。

美味しい。
こ、これがムール貝か。

またひとくち。

強烈に美味しい。
バターのコクがムール貝とよくあっています。
けどシツコクない。

ひとくち。

極めて美味しい。
セロリの香が絶妙で、セロリだけでも甘く美味しくいただけます。

今まで食べていたムール貝が偽物ではなかったのかと思うほど、その美味しさは遥か上を行っておりました。

もうそれからは止まりません。

美味しいベルギービールを飲む暇ももったいないくらい、ムール貝に夢中になっておりました。

気がつくと完食。
大きいサイズにした方がよかったかなあ。
サイドに付いてきたポテトフライ(フリッツ:ベルギー発祥)もホクホクで美味しかったです。

このムール貝を食べるためだけにブリュッセルにお越し頂いても悔いはありませんよ。


多くの宮殿、教会、美術館が立ち並び、その前には美しく手入れされた公園が広がっておりました。

こちらの王宮をはじめ、歴史ある建造物はつねに修復が繰り返されております。



ヨーロッパのなかでも決して裕福とは言えないベルギー・ブリュッセルではございますが、荘厳な佇まいを今なお保っている街は、重厚な彫刻、造形芸術そのものでした。