これを聴かずしてニューヨークは去れませんよ。
本日は「ゴスペル」ブランチに行って参りました。
予約を取ったのはいいものの、下調べもせず、のこのことこちらに参りました。
NYハーレムにございます、「コットン・クラブ( COTTON CLUB)」。
映画とかミュージカルなどでも有名で、皆様もよくご存知、1920年代、NYでその名を轟かせた、あのコットンクラブでございます。
こちらでブランチを兼ねたゴスペルのライブをやっているということで、来てみたんですけど、来てみてびつくり。
観客、全員、ダイナミックな黒人さんです。
しかも97%が貫禄もろ出しの高齢者。
ちょちょっと場違い。
日本人、いやいや、アジア人一人もいません。
誰か1人くらい観光で来てると思っただよ。
現在のコットンクラブは随分縮小されまして、入っても100人くらいでしょうか。
本日は50人ちょっとでございました。
皆様、身体を左右に揺らしながらゆらゆらと着席しまして、歓談を始めるんですが、この歓談がすでに豪快でございます。
皆様、腹の底からとどろきわたる地声を発声してまして、黒人ジョークといいましょうか、アジア人には極めて理解不可能な内容で、さらに極めて聞き取りにくい黒人の発音で、気持ちいいくらいのパワー炸裂でございます。
これは飲まずにはやってられんです。
コスモポリタン。
そうこうしていると、本日のブランチ、黒人のソール・フードがやって参りました。
30X40㎝くらいの容器には、カラフルなお料理がずらりと並びまして、こちら、バイキング形式でございます。
すごい色ですなあ。
メニューは、え~と、手前から、ポテサラ、マカロニサラダ、ミートローフ、唐揚げ骨付チキン、なんちゃらソース煮チキン、ピラフ、茹で過ぎブロッコリー、なんちゃらソース煮トマト、ゆがいたスイートポテト(さつま芋)、グリーンサラダ、トウモロコシパン、ロールパン、こんな感じですかね。
カラフルなのは上(何の食物か分かりません)だけでした。
そして皆様は又身体を横にゆさゆさと揺らしながら、食べ物にありつきに行かれますが、取って来られた皿を見ると、全員てんこ盛り。
倒れるくらい積み重ねている方もいらっしゃいました。
もちろん、おかわりは自由で、みんな行く行く。
よく食べるのね。
こちらわたくしのお皿。
皆様のお皿に比べれば、かなりの少食です。
いただきま~す。
う、うまい!
美味し過ぎる!
これが黒人のソール・フードという物らしいんですね。
意外な美味しさにちょっと感激です。
さて、演奏が始まりました。
生ライブで、バンドはベース、ドラム、キーボードのみです。
え。これだけ。と思いますよね~普通。
それがあなた!凄いのなんのって!
静かなジャズ系から始まりましたが、なんせステージがすぐそこですから、素晴らしい演奏が体中に響き渡りますよ。
そして本日ゴスペルを披露して頂いた方がこちらの女性。
女性です。女性。
もの凄い迫力の声量です。
最初は聴いたことのない曲ばかりでしたが、そのうち少しづつ乗ってきまして、アドリブが入るようになりました。
そうすると、たぶん歌詞を少し変えてきました!
「 ♪Home in Brooklyn(ブルックリン)♪ 」と歌うと
ブルックリンに住んでいる人が「♪いえ~~~~い!♪」
「 ♪Home in Bronx(ブロンクス:黒人居住区)♪ 」と歌うと
ブロンクスに住んでいる人が「♪いえ~~~~い!♪」
皆さん身体を揺らして手拍子しながら応えます。
私もちょっとノリノリでございます。
すると、アジア人の私の方に「 ♪Where are you from♪」と高らかに歌いながら近づいてくるではないか。
えっ私ですか。
マイク向けるんですか。私に。
え~と「 ♪from JAPAN♪ 」
わあ~言っちゃった言っちゃった!
するとどうでっしゃろ。
観客の皆が「♪いえ~~~~い!♪」と歌ってくれました!
「♪She is from JAPAN♪」と彼女がもう一度歌うと
さらに大きい声で皆で「♪いえ~~~い!♪」
いや~これは本当に楽しかったです~。
その後、ゴスペルではおなじみの曲「 Oh, Happy Day 」「Hallelujah:ハレルヤ(神を褒め称えよ)」等が続きました。
歌唱中は、手拍子はもちろん、合間合間に「ハレルヤ!ハレルヤ!」「God Bress You!」と観客が歌いながら、時には一緒に踊りながら、大盛り上がりでございました。
「Oh, Happy Day」は全員でコーラスでございます。
ゴスペルというと、黒人教会で演奏される神に捧げる歌ですから、賛美歌なんでしょうかね。
何十人もの人で歌うという印象がありましたけど、本日は、ライブですので、歌唱されたのはお一人、それに観客達がコーラスというか加わりまして、とても素晴らしいゴスペルを体験出来ました。
黒人のソール・ミュージック「ゴスペル」、心に響き渡りまして、大変感動致しました。
もっと早く聴いておけばよかったですね。







