ホクロはコーヒー豆で | 我が麗しき君と摩天楼

我が麗しき君と摩天楼

沢田研二さんへの想いを胸に秘め、ニューヨークに14年滞在後2013年帰国。
変わり果てた日本で逞しく生きる日々。

ブリザードです。スノーストームです。

今日はお休みでよかったわ~。

おお~~外は吹雪です。吹雪です~。
がんがん吹雪いています。
自分が休みだとこんなにも雪が美しく見えるのは気のせいでしょうか。

本日、金曜日の朝っぱらからアメリカ東海岸で降り始めた雪は、NY州、ボストン(マサチューセッツ州)辺りで猛威を振るっておりまして、我が家(ニュージャージー州)の庭先もただいま積雪中でございます。

土曜日の朝方まで降る予定のこの雪ですが、ここらで年甲斐もなく能天気な私は、雪だるまを作ってみました。

ほい。


テーマはご覧頂いておわかりの通り「勝手にしやがれ」バージョンに決まっております。
あ、ホクロが微妙に楕円なのはコーヒー豆だからです。

ああ~ああ~ああ~あああ~~♬という歌声がこの脳みそで繰り返されている私は、救いようのない愛に溺れております。

よいのです。
これが正しい雪が降る日の過ごし方なのです。


こちらは、明日、土曜日の朝までにどのくらい雪が降るのか、という予報ですが、あ~~インチですのでセンチに換算(1インチ=2.54センチ)してくださいまし。

マンハッタンはブルーに包まれておりまして、右側にびろ~んと出た島のすぐ左側でございます。

そうすると、へたすりゃ14インチ(35㎝)も積もるかもしれないようです。
これはこれは、今季最高の積雪が期待されます。

夜8時になって、20㎝の積雪になったNY近郊のバスは機能停止、電車は遅れがち、NY地下鉄も恐る恐るの運行になっております。

ハイウェーは除雪車が行き来していますので、徐行運転すればそれほど問題はないと思われますが、問題はハイウェーの乗り降りとローカル線でございます。

当時、東海岸にお住まいの方ならまだ記憶に新しい、今日のような雪は全然大したことではない、と言えるとんでもない吹雪が過去ありました。

数年前、NYを豪雪が襲いまして、数時間で45センチを超える雪が降りました。
こんなに短時間でこれだけの量の雪が降ったのは何十年ぶりの記録だそうで、もったりマンハッタンで仕事をしていた私はびっくりしました。

あら~雪が降ってきたわね~と思い、30分後ふと窓から外を見ると既に10㎝以上積もってるんですから。

慌てて早退させて頂き、バスターミナルについた時には既に積雪20㎝は超えていました。

いつも乗るバスのゲートに着くと、15分前にNJ行きのバスは止まりました、と言われました。
電車に乗ってとりあえずNJへ渡らなければ、と思い電車運行の確認をしたところ、そこでもやはり雪のため不通と言われました。

友達に電話して「迎えにきて~」とお願いしましたが「あほか!車なんか運転出来るか!ぼけ!駐車場からさえ出られんわい!」の一言。

ひいい~。

ダメもとでバスターミナル外で見つけた1台のタクシーのおじさんに聞いてみました。

「ちょっと!あんた、NJに運転していく気はあるか?」
「ん~$120(約11000円)でどうだ。」
「う~よし!きまり。」

通常ならばマンハッタンから我が家までタクシーで約$70(6300円)ですが、背に腹はかえられません。
タクシーはその1台しかなく、しかもそのタクシーが私を家まで乗っけていってくれると言うのです。
その日の稼ぎははかなく消えました。

タクシーに乗りハイウェーに出るとそこは銀世界。
ひいいいい~~~。まっしろしろ~~。

大粒の雪がみるみる積もっていきました。

「ゆっくりでいいからね~事故んないでよね~。」
「まかしとけ~!」

そんな会話の間に積雪は30㎝を超え、いくら除雪車が雪掻きしてくれても積もる積もる。
しかも積もるの早い早い。

視界1mも満たない猛吹雪の中のろのろ運転。

「私こんなに雪が降ったNYは初めてなんっすけど。」
「おれも~」

「次の出口なんですけど、降りれませんね~次にしましょうか~」
「試してみるか。どれ。」

ざざざあああっずぶぶぶぶっ。。。。。停止。

バックしてなんとか雪だまりから脱出出来たものの、今度は前進出来ず、わたくしただ暖かい車中にいる事が出来ず、外に出て猛吹雪の中、ハイウェーのど真ん中でタクシーを後ろから一人で押しました。

びくともしないぞ。

そして、おっさんドライバーの華麗なハンドルさばき数十分、奇跡的に走りはじめ次の出口で無事ハイウェーを降り、よろよろつるつる運転で我が家に到着。

チップを多めに差し上げたのは言うまでもありません。

おっさんドライバーにその夜我が家で過ごす事を勧めましたが「なんとか帰れるから」と言い残し、よろよろと帰っていきました。
残念ながら、無事にマンハッタンまで帰れたかは存じ上げません。

やっと着いたか~とタクシーから降りて振り返ったとき、その一歩が「ずぼぼぼっ」と股まで雪に埋まりました。

歩けまへんで~。

我が家へ通じる玄関先が左右両側雪の壁、屋根の無いかまくら状態になっておりまして、アパートの管理人の努力に涙致しました。

と、こんな事を思い出している間に「雪だるま・けんじ」は元気でいらっしゃるのか。


あれ~うつむいておいでになる。


直してあげました。

依然として吹雪は弱まりを見せず、雪は降り積もっております。
先程から停電の警報が出ていますので、今のうちに更新しておきます。

NYの雪など比べものにならない、日本でも雪の被害が多い地域にお住みの方々、今年は一段と大雪だと伝え聞いております。
お気をつけ下さいませ。