重度の愛と味覚の喪失 | 我が麗しき君と摩天楼

我が麗しき君と摩天楼

沢田研二さんへの想いを胸に秘め、ニューヨークに14年滞在後2013年帰国。
変わり果てた日本で逞しく生きる日々。

「anan」を見るのを忘れました。


本日、NYでは唯一の日本書籍店「紀伊国屋NY店」に参りまして、「タイガース完全復活」の記事が載っている週刊誌もろもろ立ち読みしました。

すみません。

タイガースにはそれほど思い入れがないため、そして本のお値段も倍近く膨らんでいますので、立ち読みで十分です。

それでも気になってはいましたので、一通り目は通しました。

知らなかったこともいくつかありましたが、どれも似通った内容ですね。

ジュリー様におかれましては、大変なお喜びのようで、それはそれでなによりです。

私が立ち読みをしている横で、私と同年代と思われる方が「嵐」の記事をむさぼるかのように、同じく立ち読みしていました。

おお~いるのね。同じ境遇の方が。

いや、その方は時折座り込んで読んでましたので、私より重度の愛の病かと思われます。
よほどの重傷です。


ついでに、NYに3店舗しかございませんが、久しぶりに日本のケーキ屋さん、兼パン屋さん、に立ち寄りまして、食パン、カレーパン、ショートケーキ、コロッケを買いました。


こちらはNY市立図書館の前にある「 ZAIYA」(ザイヤ)ミッドタウン店でございます。


こちらではカツカレーや天ぷらうどんといった軽い食事も頂けるお店で、店内は90%以上が日本人のお客さんです。

食事のお味の方は、どうも腹がへってしょうがないという方限定、という程度でよろしかったらどうぞ。

このようなしょぼいショーケースでも、出来た当時は喜んでいそいそと足を運んでおりました。

しかし、昔は「うめ~うめ~」と涙を流しながらいただいたこのお店のパンやケーキが、最近はど~も恋しくなくなりました。

原材料は全てこちら産なので、材料の配合と焼き具合を変え、日本のケーキやパンとして売っているわけです。

しかしながらいくら配合や焼き方を変えたとしても、アメリカンな原材料ではあの美味さを出すのは無理なようです。

生クリームはもったり感が足らないし、食パンの酵母菌の香りは無くぱさついているし。
それでも、今度こそは、と思いながらケーキを試してみましたが、やはり少し物足りない感じでした。


おお!ただ今食パンをかじったところ、かなりいい感じの仕上がりです。

香りは足りないけどモチモチしています。
これはいけるじゃないか。

うれしい。

次の問題はトーストにしてアメリカ産バターを塗ったときの味です。

私はデザート作りは苦手なのと、デザートは買うものと思っていますので、今後は是非ケーキ作りにも勤しんで頂きたいと思います。

美味しいモンブランが食べたい。

もうひとつ、こちらのケーキに魅力を感じなくなった理由としては、やはり、私の味覚が変わったのだと思います。

水が変われば味覚も変わるようで、フカフカなのにどっしりとしたコクのある甘みが、いつの間にか旨味の標準として、私の舌に記憶されております。

そうやって少しずつ知らず知らず祖国の味が損なわれていく日々を送っております。


今日初めて煮付に三温糖を使いましたが、味付けがうまくいきませんでした。
今までグラニュー糖を使ってましたので。とほほ。