車いすユーザーの城はどこへ? | 山口和宏のブログ

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映画アラジンが公開されたと聞いただけで、主題歌のホール・ニュー・ワールドが脳内に流れて号泣しそうな山口です^^

 



今日は土砂降りの雨ですね。車椅子の精巧なマシンは雨が天敵なので、出かける時に本当に困ってしまいます。カッパを着るのもなかなか大変です。ビジュアルもなかなかインパクトがあるものになってしまいます。

バリアフリー関連のセミナーがあったのに伺えなくて残念でした。

本日はマンションの管理組合の理事会があり、マンションの住人の方達とお話する機会がありました。世代を超えていろんな立場の方々が話す機会はめったにないので大変貴重です。

こういう時にはコミュニケーション能力が試されますね。 

思えば、かれこれ7年前ぐらいにこのマンションに引っ越してきた時も、管理組合の方々には大変お世話になりました。共用部分もモルタルを入れてスロープを作成するのを許可してくださり、理事長さんをはじめ臨機応変に対応して頂きとても良くして下さいました。

最近のマンションは、もう間取りのパターンが決まっていて、玄関を入ったらまっすぐ廊下が突き抜けていて両手に部屋が散っています。

そういう間取りでは、の電動車椅子の移動はとても困難です。
まず左右に曲がることができません。
なので左右の部屋に入ることは困難です。

突き当たりまっすぐのリビングは、扉が広さがあれば良いですが、なかなか80センチ以上の有効幅は取れませんね。

現在のマンションの間取りは、とてもバリアフルとなっております。
なので、私は昔ながらの廊下がない部屋と部屋が隣接する物件を選びました。

また、賃貸でなかなか貸してくれる大家さんもいません。
先日も大宮にさいたま支店を出すために、物件を探しておりましたが、ことごとくオーナーさんから断りの連絡が入りました。

車椅子の為に、床に傷つける可能性がある。
できるだけトラブルは避けたい。
そんな大家さんの思いはもちろん分かるのですが、車椅子であることから全てを断られて事実上、車椅子ユーザーにとっては借りれる賃貸がございません。

そんな事実を目の当たりにして先日は、かなりがっかりしました。

これから、高齢化社会を迎える日本が車椅子だからといって全て賃貸物件を貸さないという選択をする大家さんはできるだけ減っていってほしいですし、理解を示して欲しいところですね。

あー早くアラジンみたい!(笑)

山口和宏

 

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