「木神竜を白く染めましょう 皆さんの力で」
「妖精の尻尾」が白魔導士の手に堕ちた!?木神竜アルドロンの"右手の町"ドラシールに辿り着いたナツたちに、ジュビアの必死の警告がもたらされる。白魔導士は五神竜すべての魔力を奪う"白滅計画"を進めていたのだ。操られたミラジェーンが、ガジルが、ラクサスが、次々とナツたちに襲いかかる。仲間を助けるためには仲間と戦わなければならない…これはまさか「バトル・オブ・フェアリーテイル」が再び開幕!?
白滅
原作で読んでた時はさほど印象なかったのですが、アニメで改めて見ると白の教義に染まってる皆が妙に面白いなww
皆で示し合わせてコントしてない!?()
真面目にやってるにしては格好が珍妙過ぎるよ!?
洗脳だから仕方ないんですが、どう考えてもおかしな道理を本気で語っていて、白滅を信仰してるからってわざわざ「白」を基調としたコスチュームに全員で着替えたり、どことなくTHE茶番感を感じてシュールでした。
洗脳解けた後この時の記憶を思い出してめちゃくちゃ恥ずかしくなったりするんじゃないでしょうか。ジェラールとかラクサスとか比較的常識人ポジの大人まで一列にこうなってるんだから面白いです。
特にアニメで見てて笑っちゃったのは、白魔導士が出てくる瞬間に合わせて全員一歩引き歩く道を作るシーンです。
洗脳されてて、ご主人様のような存在なのかなと思うのですが、にしたって必要以上に遜ってる印象を受けます。
「白滅が目的」「トウカの指示が絶対」という命令の洗脳かと思うのですが、それを全員ああいう風に解釈したのかな。
何だろう、特に必要じゃないところでそれっぽい演技をし過ぎってツッコんでしまうような可笑しさですw
グレイとウェンディが早速助けに来てくれて、そこでグレイがアイスメイク"壁"で「これだけ分厚い壁ならそう簡単には…」って守ってくれるんですけど、間髪入れず白魔導士がラクサスの力借りて一瞬で無に返されるのも面白かったです。
グレイの行動は最適解で有能ムーブなんだけど、それに対してラクサスがチートカード過ぎるww
それ出されたどうやっても対応できないでしょ…。
こう、本編でラクサスの圧倒的な強さが描かれているからこその面白さですよね。FAIRYTAILはキャラクターにこういう存在感があったから面白かったなー。
妖精の尻尾を率いるリーダーである白魔導士も輝いていましたよね、今回!
定期的に敵ボスやってる女性を好きに感じる瞬間があります(アイリーンとか今後出てくるセレーネとか)。
顔可愛いのにやってる事邪悪極まりないみたいなギャップが好み。「木神竜を白く染めましょう」の横顔に心やられました。
バトル・オブ・フェアリーテイルinドラシール
やっぱりFAIRYTAILはこういう展開をできるから読んでて楽しいですよね!!
バトル・オブ・フェアリーテイルinドラシール開催!!
以前真島先生も単行本のコメントで言っていました、バトル漫画の誰と誰が戦うのかを考えるのが楽しいと。
まさにその面白さが極まっています。
敵が多い上に全員が見知った相手なので、起こり得る因縁・対峙を想像するのがどれも熱過ぎる…!
一体どのような過程を経てどう終着するのか、妄想するのが楽しいってもんです。
ナツが楽しそうなのも見ててこっちまで楽しいですし、こういうポジティブな変換に気持ちが救われるなぁ。仲間が操られてるって複雑なシチュエーションだけど、喧嘩祭りとして楽しんでくれるとこっちもそういう気分で見ようという気になる。主人公らしい光に照らされます。
第一次戦闘は以下の通り。
- グレイvs.雷神衆
- ルーシィvs.ストラウス兄弟姉妹
- ナツvs.ガジル