FAIRYTAIL100YEARSQUEST第150話『金神竜ビエルネス』感想 | ルーメン・イストワール

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扉絵

扉絵は、150話到達記念カラー

50話→100話と50話刻む毎にカラーを挟んでますね。100年クエストでのカラーは貴重。

思えば、50話で木神竜アルドロンが復活して、100話でイグニアが出てきて、150話の今回は金神竜ビエルネスが顕現したから、毎度五神竜において特別な回と言える。

時期尚早だけど、そうなると200話では水神竜メルクフォビアが再登場したりするか…?笑

イラストはナツを中心に妖精の尻尾、剣咬の虎、ジェラールが集った金神竜編チーム

この編成も今の話だからこその特別感がありますね!

FT勢はいつもの通りだけど、剣咬の虎とジェラールのカラーが新鮮。

作画担当・上田先生に感謝です~!


金神竜ビエルネス

金神竜ビエルネスの能力の一つは、触れたものを金に変えるブレス

ドラゴンといえば「ブレス」が代表的な攻撃方法ですが、ビエルネスにおいてはそれが「金神竜」の名の通り「金」に関するもの。

ビエルネスのブレスが当たった木が金に変化しました。

金を司る力である事は事前に予想できていましたが、触れたものを金にするとは面白い。

個人的にはONEPICEの映画で出てきたテゾーロというキャラを彷彿としました。

あれも対象を金に変化させる能力者でした。

漫画『葬送のフリーレン』に出てくる黄金卿のマハトもそういう力だったし、金を操る能力者としては鉄板かな。

例に漏れずビエルネスもそういう力で似合ってる。

テゾーロ、マハトに通ずるところですが、この手の能力者は得てして強キャラですね。

一度でも当たった時点で終わりだから無理もない。

ビエルネスのブレスは広範囲の攻撃なので、その点テゾーロやマハト以上に厄介です

避け続けるのも一苦労だし、一人くらい当たって金になってしまいそう(もちろん倒したら解除されるだろうけど)。

その後降ってきた金の雨は何なのだろう。

明らかにコイン状のものが落ちてきて、最初見た時はこれ拾ったら大金持ちじゃん、この場に守銭奴キャラがいないのがシチュエーション的に勿体ないなと感じていたのですが、単なる上空からの攻撃というだけ?

初見はまるでお金が空から降ってきてるようなインパクトに圧倒されたんですが、次の瞬間には雪崩かのように勢い強く落ちていますね。

正直あのコインじゃそんなに痛そうにも見えないのだけどw

こちらも金神竜の名に相応しく、斬新な表現で面白かったです

戦闘中にお金が降ってくるなんて状況は初めて見たかも。


VS.ビエルネス

ここまではビエルネスの能力攻撃方面。

このまま防戦一方を強いられるナツ達じゃありません。

「何から何までピカピカにしやがって…炎の光もくらってみるかーーーっ!!!」とナツがやり返しました。

炎の巨大さを見るにそれなりに全力の一撃だったと思いますけど、その体にはビクともせず、衝撃だけが自分に返ってくる。

あの見た目の通り、ビエルネスの体は金でできていて、その為攻撃を一切通しませんでした。

昔、ガジルと初めて戦った時も鋼鉄の体にダメージが与えられず苦労しましたけど、防御力はあの時以上でしょうか。ゼレフやアクノロギアを倒した今のナツですら攻撃が通らないのは強すぎます。

防御力は過去最強クラスの敵じゃないでしょうか

その後続けて攻撃したエルザの剣は折れるし、双竜、グレイやジェラールの攻撃も通らず。

ウェンディの滅竜属性をエンチャントしても歯が立ちませんでした。

最早どう戦うべきなのか分からない相手。しかしルーシィはこう言います。

「本来ナツとは相性がいいハズよ 金ってのは熱や電気の伝導率が高いの つまり効いてないようでナツの攻撃は効いてるハズ」

希望はありました。「ならば童たちの魔力をナツに送る事はできまいか?」というミネルバの提案で作戦を変える一同。

しかし当の本人は「必要ねぇ 燃えてきた!!!」と一人で挑む事にモチベーションを高めています。笑

五神竜とのボス戦だというのに緊張感がないというか、ナツらしいですねw