今年1年の総決算!真島作品ベストバウト2023⚔ | ルーメン・イストワール

ルーメン・イストワール

真島ヒロ先生を応援しています。
EDENS ZERO/Mashima HERO'S/FAIRY TAIL/RAVE

概要


2023年も残り僅か。

今年も真島作品は色んな事がありました。

EDENSZEROアニメ2期、DEADROCKの連載開始、マガジン本誌では最終章を展開、マザーのいる宇宙に突入しついにエデンズワンとの最終決戦開始。

中でもDEADROCKの連載開始が印象的で、真島先生の描く物語を読む機会が増えました。

一時的な複数連載(100YQもありますが)。完全に新しい世界観でこれまでと違った空気感の作品で毎度新鮮な気持ちで読めた…!

今年もそれぞれの作品で、様々な「戦い」が繰り広げられました。

今年も1年を振り返って、真島ヒロ作品のベストバウトトップ10を考えてみようと思います。


ルール

今年の対象作品は以下の通り。

  • EDENSZERO(原作)
  • TVアニメEDENSZERO2期
  • FAIRYTAIL100YEARSQUEST
  • DEADROCK
前述の通り、今年はこのランキングに『DEADROCK』が初参戦。
といっても、連載が始まったのは今年の夏からで、カウントできる戦いがそこまであるわけじゃないのですが、新規の参入にどんなランキングになるか今からワクワクしています…!
他にEDENSZEROのアニメ2期が今回入っています。
こちらも桜宇宙編クライマックスで盛り上がったシリーズでした。
自分の中でどんなランキングになったか、発表していきます。

まず…第10位…!

【第10位】ヤクトvs.マクスウェル(DEADROCK)

今年から始まった真島先生の新連載『DEADROCK』より。
第1話で衝撃的なデビューを飾った今作の主人公。
ヤクトの力は「黒竜」で、目的は「神殺し」という邪悪な思想をしていました。
その始まりに大きなインパクトがあった初回。
バトルというと、ギューゴ戦の方がそれっぽいのですが、黒竜の力が判明した瞬間よりその目的が判明したマクスウェルとのやり取りの方が印象に残っています
別に戦ってはいないけど、人間を無碍に扱うマクスウェルに怒るようにヤクトは黒竜の力を発動しました。
黒板に押し当て惨殺するという残虐性。闇を秘めてそうな暗さ。
真島作品として異例の主人公だと実感しました
事前にそういう予告はされていて、ある程度予想はしていたんだけど、それとも絶大なインパクトを与えたヤクト。
個人的に1話で1番印象に残ったシーンでもあり、そういう意味でDEADROCKとのファーストコンタクトを象徴としています。
この裏切り方が1番面白かった!!
その後も通して描かれる「神殺し」が、初めて取り上げられたタイミングで、1番初めのターニングポイント。
ヤクトの物語はまだ始まったばかりでどう終着するのか全く読めないですが、この時の行動、デッドロックへの入学が最終的にどんな意味を持ってくるか興味深いです。
今年はDEADROCKの連載開始が1番印象深いので、そういう意味で外せない一戦。

続いて第9位…!

【第9位】エルシーvs.ジャスティス(TVアニメEDENSZERO)

TVアニメEDENSZERO第2期より選出。
惑星フォレスタでのエルシージャスティスの一戦。
シキを殺そうとしたジャスティスを止めるかたちでエルシーが戦いました。
TVアニメ1期の時から仄めかされていた因縁の断片が垣間見える戦いで、原作の時から特別な戦い。
こちらは主人公のシキの視点で格上の強者同士の戦いで、アニメの戦闘作画も気合い入っていたように思います
まず、ジャスティスがエルシーを吹っ飛ばして、そこから受け身をして体勢を立て直すエルシーのスピード感あるアクションでかっこいい。
ここ、原作だとさほど印象に残ったシーンではなかったんですが、アニメは目で追えないぐらい動いてて凄くかっこよかったです。
開幕がこれだったので、この戦いへの期待値が爆上がりした瞬間だった。
お、アニメスタッフも気合い入れてるぞと感じられるものだった
その後の戦いも基本的にエネルギーのエフェクトがかっこよくて、二人の持ってるスタードレインの剣や七星剣が互いのイメージカラーである「赤」と「青」で描かれているのもスタイリッシュな魅力がありました。
こういう色合いが見れるのもアニメの醍醐味で、色の付け方が毎度かっこいいんですよね〜。
七星剣の方は同時に放った同じ技が対比されていて、対となる魅力をより引き出していました。
同じ技なのに違う属性かのような。赤と青の衝突が絵としてかっこいい。
互いに剣を刺しながらキスするシーン、アニメだと触れた唇をあえて描かない構図にしていたのも地味に好きでした。
ジャスエルはあの日お預けにした「キス」の意味を探る旅だと思ってるので、ここでキスが見えれないのは、まだその意味を知らないからと解釈できたんです
少し穿った見方ですが、自分には特別に感じられました。

更に第8位…!

【第8位】ワイズvs.ラグナ(TVアニメEDENSZERO)

こちらもTVアニメEDENSZERO2期より選出。
こちらは、思い出補正込みなところがあります。
この戦い、アニメ2期では2話目〜3話目にかけて描かれた戦いで、ちょうどその1話と2話はイベントとして開催された先行上映会で放送されたんです。
自分も当選し、会場に足を運びました。
当初は、1話・2話の上映会でラグナ戦決着まで見れると思っていて、その為1話目がそんなに進まなかった時は察して残念な気持ち否めなかったのですが、2話のラストでアーセナルが登場した幕の引き方に自分は全てを手のひら返しする事になります
1番楽しみにしてたワイハミの「目からウロコでしょ」は見れなかったけど、これじゃあ完全にアーセナルのヒーローショーじゃないか…!!と。
ラグナ戦前半は、シキ達が一人ずつ封じられていきどうしようもなかったのですが、最後に全てワイズの作戦だと判明しアーセナルに変身したところで場の流れが変わるんです。
この瞬間を映画館で見るのは、まるでアーセナルのヒーローショーに参加したような気分に陥って、心から拍手してしまいました
何てたって言う事が「ヒーローの登場にギャラリーがいねえってのは泣けてくるね」なんですから。ギャラリー(観客)なら大勢いるよ!!
このシチュエーションがあのアーセナルのかっこよさを最大限演出していて惚れ惚れしました。
絶対狙ってないと思うけど、勝手に自分は悶えていた。
もちろんその後の決着までの流れも良かったです。
アーセナルらしい派手な戦闘方法、ラグナもラグナで水を操る能力が目立っていましたし、アーセナルスーツ壊れて顔が出てきたあたりのワイズの顔の作画もかっこよかったです。
ただのパンチでトドメを刺すのも泥臭い良さがあり、ワイハミの「目からウロコでしょ」もご馳走様でした。これの為にアニメ2期見てたところある

続いて第7位…!

【第7位】シキvs.ドラッケン(EDENSZERO)

原作のEDENSZEROより選出。
ベリアル・ゴア編だけど、ベリアル・ゴア編(U0)です。
シキ達が最後の世界で再び旅を始め、最終章としての物語が幕を開けました。
その道中では、仲間を集める過程でベリアル・ゴアも訪れ、ドラッケンと対峙します。
これも「戦い」かというと、別に戦ってはいないのですが、二人が対峙したのは間違いないし、前の世界とは違う未来が印象的でした。
「ドラッケンとも友達になるんだ」…奇想天外な事を言い出したシキ。
確かにかつての世界で言っていた「友達のいねぇおまえの友達になってやる」が回収されたと言えるかどうかは怪しく、有耶無耶になりそうだったところで、シキらしい宣言でEDENSZEROらしい人間ドラマが始まりました。
シキはドラッケンの過去を知っているので、本当は全てが悪じゃない事を説明し、歩み寄りました。
ここのシキの理知的な言動が好きで、シキという人間に最初に感じた魅力が自分の中で象徴されていました
デジタリス編でハーミットの心を救おうとした言動とか、ヴァルキリーを失ったホムラにかけた言葉とか好きなんです。
全部が全部感情論ではなくて、どこか冷静で優しい部分があり、意外と視点の広さが格高い。
こういう魅力、最近のシキではあまり見れてなかった気がして、時が戻った事で原点に立ち帰れた気分でした
シキ自身もそういう部分があったんじゃないでしょうか。
色んな事を経験して忘れていた、シンプルな自分らしさ。
「友達」という感覚が全ての行動原理になっていて、その為の言葉に憧れるんです。
最後に言った「お前だって人が死ぬのは望んでないだろ」は、何よりドラッケンの本質を突いていて、かっこいい。
かつての巨悪にここまで核心突ける主人公もなかなかいないんじゃないでしょうか。
こういう大事な部分を見極められる視野こそシキの強さで大好きです

そして第6位…!

【第6位】ヤクトvs.ルーゼン(DEADROCK)

真島先生の新連載DEADROCKより。
ヤクトvs.マクスウェルも挙げましたが、最新6話目までで今のところ1番好きなバトルはこれでしょうか
「四魔教」と呼ばれる特別な4人の教師。
大闘技場でその内の一人・ルーゼンの授業を受け、話はルーゼンとの戦闘に以降していきます。
DEADROCKにおける初の敵幹部戦
本格的に物語が開幕した証拠でもあり、現時点でのヤクトのフルパワーを確認する事ができました。
四魔教を倒す為に、ヤクトは全身竜化。
これまで片腕のみの竜化だったのに対して、いきなり全身の竜化です。
その姿はまさにアクノロギア。
黒竜のコンセプトになっているのは『FAIRYTAIL』のアクノロギアで、完全にそれと同じ姿になります。
違う部分は悪魔のような漆黒の翼で、これが凄くかっこいい。
アクノロギアなんだけど、アクノロギアにはなかったダークな魅力がある
見開き2ページ使ってアクノロギアを描くなんてFAIRYTAILの時もあったのに、その時にはなかった禍々しさを感じます。
これが絵として凄くかっこよくて気に入っていますし、やはり竜が大地を震わすって良いですね。
竜の圧倒的な力が感じられるし、これを主人公がやってるのが特殊戦闘感ありました。
巨大ボスとして人間を蹂躙するの新鮮。
これもこれで爽快感があるのだと知りました。
あれだけ大きなドラゴンが暴れ回ってると読んでて気持ち良いですね。
初めての四魔教戦に相応しい特別な魅力を発揮してくれたと思います

加えて第5位…!

【第5位】ナツvs.デューク(FAIRYTAIL100YEARSQUEST)

FAIRYTAIL100YEARSQUESTより選出。
今年はこちらの作品では錬金術士ギルド「黄金の梟」との戦闘が描かれました。
その最後に描かれたのが、ギルドマスター・デュークとの戦闘。
錬成された世界から現実世界に戻ってきて、最後の戦いが勃発しました。
錬成された世界では一度ノックアウトされて、火竜の力すら奪われて無力化されていたのですが、奇想天外な策で反撃します。
なんとその方法は「モード雷竜」
これまでモード雷炎竜としてよく戦っていたけど、それを雷のみで使うという離れ技。
いや、そんな事できたの!?
てっきり雷と炎はセットだと思ってたんですが…!
実際この時までこの設定は考えられてなかったと思うけど、火竜の力を奪われた状況には最も相応しい展開。
確かにそれなら納得できる。
こういう柔軟な話の作り方は、良い後付けだと思います。
ツッコミどころもあるけど、エンタメとして大正解だと思える
モード雷竜としての姿もかっこよかった。
雷らしくバチバチとしたビジュアルに変化し、目元にはラクサスと同じ雷マークが刻まれるという熱い状況。
その回のサブタイトルに相応しく、まさに「雷の絆」を感じる…!
戦い方も属性だけラクサスで技はナツというのがらしくて、攻撃性の高い戦闘方法が気持ち良かったです
やっぱりナツはこういう存在感があるから良いよね。ナツの戦闘センスの高さを物語っている。
トドメの「雷竜の鉄拳」…迫力ありました!
いつもの鉄拳を雷竜でやる。モード雷竜を使った戦闘として相応しい決着

からの第4位…!

【第4位】ジェラールvs.ゴッドセレナ(FAIRYTAIL100YEARSQUEST)

FAIRYTAIL100YEARSQUESTからもう一戦選出。
こちらも今年の100年クエストでは大好きなバトルでした。
錬金術士ギルド「黄金の梟」にいた思わぬ刺客。
なんとかつてスプリガン12の一人でありイシュガルの四天王序列一位だったゴッドセレナ…!
よく分からない立ち位置からの再登場に最初は困惑しましたが、なんかめっちゃ強くてバトル漫画好きの自分は興奮しました
どうやら人体錬成によって誕生した存在らしく、そういうのオリジナルより実力は劣るのが常だと思うのですが、あんなに強いのなんで!?
デュークがそれだけ錬金術士として優れているのかもしれませんが、ゴッドセレナ本来のスペック高さもあると思います。
なんてったってイシュガルの四天王序列一位。そりゃめっちゃ強い。
それでも自分はオリジナルには遠く及ばない、メタ的な見方をして侮っていたので、ジェラール戦で見せた力に感動しました。
生前と同じように八竜の力をフル解放して戦っていて、チート性能。
滅竜の力8つとかなしでしょと思わずツッコんでしまいました。
対するジェラールだって最強格の魔導士の一人なのに太刀打ちできないのは本当にゴッドセレナが輝いていました。
ジェラールサイドの魅力も光ったバトルで、ジェラールの本名がついに明かされましたし、前に進むと決めた咎人の覚悟、オリオンというド派手新必殺技。
倒した時のラストシーンまでかっこよくて、本当に洒落たバトルだった。
自分自身やっと前を向いて歩き出したジェラールは大好きで応援していますし、天体魔法もかっこよすぎましたね!
八つに勝つなら九つという算数理論も好き。
「オレが送ってやる 罪のない世界へ」もわりと珍しいズームした絵でかっこよかった。
この戦い、開幕が「元イシュガル一の魔導士」「イシュガル一罪深い男」の対峙で、どちらも最強格の魔導士なので厨二心くすぐられる戦いでした。
もう本当にかっこよくて好き(語彙力)

ついに第3位…!

【第3位】ラグナvs.ロー(EDENSZERO)

EDENSZEROより選出。
EDENSZEROは、今年最終章が始まった1年でした。
最後の世界でマザーを目指す。
シキ達はついにマザーのいる未開の宇宙に進出し、そこでエデンズワンとの最終決戦が幕を開けます。
次々戦う事になった銀河六魔将。
まだ全員は倒していないですが、その中でも一際熱かったのがこの戦い。
シキを助け、前に進ませる為に買って出たローの相手
六魔が相手で敵は強大だと思われましたが、ラグナがやってのけてくれました!
ラグナがオーバースペックを発揮した戦いでもありますし、おそらくラグナ作中最後の活躍回。
もう旅の終わりも近いですから、それぞれ最後の戦いになると思います。
ついに解禁したオーバードライブも最後に相応しかったですし、シキの事をどう思っていて、どれだけ信頼しているかが察せたのも最後に相応しいドラマでした。
まず「シキの怒りはオレげ受け継ぐぜ」と言って戦闘を開始し「シキが幻想を現実に変えるぜ」と言っていたのが強い絆を感じさせ、倒した最後「片付けといたぜ…シキ」と後を託したのも良い友情。
こういうボロボロになりながら友を想う描写に弱いんです。熱いバトンパス。
ラグナって良くも悪くもクールで、シキの事をどう思っているかというのはこれまであまり描写されてなかったんですよね。相応しいタイミングもなかった。
だから、こう思っていたという事実が凄くグッときましたし、思わぬ友情に感動しました!
普段表に出さないのにあれだけ心酔してるって立派なクソデカ感情じゃないか。ジンに続いて元ベリアル・ゴアメンズのシキに仕える騎士感半端ない
ラグナもローも互いの能力が弱点で我慢比べで戦ったのも泥臭い熱さがありましたし、ジュビアをイメージしたオーバードライブフォームも特有の魅力がありました。
この戦いを見て改めてラグナって良いキャラだよなぁと感じました

残すところ…第2位…!

【第2位】レベッカvs.ジョーカー(EDENSZERO)

2位と3位はどっちをどっちにするか迷いました。
ラグナvs.ローは熱くて好き。レベッカvs.ジョーカーは話として好きです。
この世界特有の銀河六魔将の一人。
それは、かつてワイズ博士が作ったゲームエンジンでした。
幼い頃一緒に遊んだ、レベッカにとって「友」と言える人物で、思わぬ再会。
最初はそういった素振りを感じさせず(ゲームエンジンなので当然ですが)、単なる敵として出てきて、徐々にその片鱗が垣間見え、最後に収束する一連のドラマが綺麗でした
読んでて何となく感じていた違和感に意味があり、優しいラストは感動的です。
この戦いは、構造も特殊で面白かったです。
ジョーカーの用意したゲーム空間で遊ぶ(戦う)という唯一無二の構造。
ゲーム空間で戦うのはデジタリスという前例もありますが、こちらは多種多様なゲームが幾度となく出てくる不可思議さ。
格ゲー、レースゲー、脱出ゲー、RPG、色んなゲームジャンルが出てくるの新鮮で面白かったです。
中にはレベッカ自身がドット絵として出てくるような描写もあり斬新で印象的でしたし、それが『機械ノ洋館』から流用されてるのもファンはニヤリとしてしまう小ネタ
ジョーカーの事も知ったばかりなのに感情移入してしまいました。
「ただレベッカと遊びたかっただけだった」としたらあまりジョーカーの事を責められないですし、もし本来の在り方を歪められていたとしたらエデンズワンへのヘイトも溜まります。
本当のジョーカーに気付いたレベッカの行動とジョーカーの心が救われるラストも綺麗で好きです。
殴ったり銃で撃ったりするのではなく「抱き締める」という行為での決着が優しかった。
確かに必要なのは攻撃じゃなかった。
これこそ「心」を持ってる機械生命体にあるべき救済で、久しぶりに胸が空く思いでした。
本当の望みに気付いてあげる事それが人のしてあげられる唯一の事なんじゃないかと考えさせられます

映えある第1位は…!

【第1位】シキvs.ドラッケン(TVアニメEDENSZERO)

「シキvs.ドラッケン」が2回あるというバグ。
今年はちょうどアニメでベリアル・ゴア編やって、原作でベリアル・ゴア編(U0)をやるという謎のリンク発生していましたね。
その為、こんな稀有なランキングになりました。
もちろんユニバース0での戦いも良いですし、前の世界での最初の戦いも大事です。
「闇の錬金術士」という大物を相手する桜宇宙編クライマックス。
この戦いは原作でも一際大事な一戦だったので、アニメの出来栄えも期待していました。
その期待に応えてくれた戦いだったと思います…!
肝はもちろん「オーバードライブ」
これを見る為のアニメ2期だったと言っても過言じゃありませんし、昔初めてアニメ化決定した時からここまではアニメでやってくれ!と熱望してたシーンでした。
アニメのオーバードライブ、バチくそかっこいいです
闇のオーラを纏って魔王へと姿を変える変身モーションが最高ですし、圧倒的な重力描写も「強そう」感半端なくて感動しました。
シキの手のひらから発生した重力エネルギーは黒い稲妻のようなエフェクトがかっこよかったですし、それが一瞬青とか黄色に変わる異次元感、瓦礫が紫の線で宙を舞ってるのも重力負荷かかってるのが分かって好きなんですよねー。言い出せばキリがない。
大地を震わす重力は圧倒的で、その勢いで殴る拳も一瞬白くなるの威力の強さが伝わってきます。
この時点ではまだトドメじゃないのに見応えが半端ない。作画がオーバードライブしています。
必殺技の魔械流星崩しも最高にかっこよかった!!!!
そもそも原作が最高なのでその時点で勝ってるのですが、アニメもその魅力を最大限引き出した色彩、エフェクト、動き方で、これこそオーバードライブに求めていたものでした。
完全にこれまでのシキと違うもので、視覚的に訴えかけるレベルの差はアニメの方がより演出されていたと思います
このランキングを見るにあたって改めて見直しましたが、やっぱりここは凄くかっこいいし、見ててテンション上がってきます。
既にファンには評価されていますが、さらに評価されてほしい戦闘。
作中初の銀河六魔将戦、オーバードライブを全力で描いてくれて、アニメスタッフには感謝しかありません。

総括

まさに昨年の総括で書いた通りの結果となりましたね。
アニメ2期の山場、桜宇宙編クライマックス。シキvs.ドラッケン、最高のバトルだった!
アニメEDENSZEROは全体的にFAIRYTAILより作画に恵まれていて、歴代真島作品アニメと比較してもナンバーワンをあげて良い回だったんじゃないでしょうか。
原作の魅力をMAXで表現してくれて、大満足です。
ただ、他真島作品だと少し大人しめな印象も受ける1年でしたかね(バトル的な意味では)
EDENSZEROは最終章前半戦、FT100YQも金神竜編前半戦、デドロも始まったばかりでまぁこれからという気分です。
ランキングに選んだバトルは全部大好きだけど、来年はもっと面白いバトルが見れると期待できます
特にEDENSZEROでいうと、おそらく来年中には完結
現在、週刊少年マガジン本誌最新話ではヴォイドとの最終決戦が絶賛展開中です。
是非ともこの戦いを来年のナンバーワンベストバウトに選ばせてほしい、物語がどんな結末を迎えるかも楽しみにしています…!!