EDENSZERO第246話『レイナとハムリオ』感想 | ルーメン・イストワール

ルーメン・イストワール

真島ヒロ先生を応援しています。
EDENS ZERO/Mashima HERO'S/FAIRY TAIL/RAVE



前号までのあらすじ…新たな世界"ユニバース0"にて再び旅を始めたシキは、葵宇宙で因縁の皇帝シュラと再会。さらにはマッドサイエンティスト・ミュラーの反乱に巻き込まれるも、シュラと共闘し、葵宇宙の平和を守ったのだった。そして一行は、「前の世界」の存在を知る"ある人"に会うため、惑星レッドケイブを訪れる!!


扉絵

扉絵は、水着姿で記念撮影をしたエデンズレディ8人衆

今回の話は水着回なので、最初はその流れのどこかで撮ったという設定なのかと思ったんですけど、比較して見てみると水着の柄が違う。

どうやらこれはあくまで「水着回」のイメージで、別に本編とはリンクしてないようですw

それぞれ女性らしい可愛さに満ちてて癒される!!

個人的にはウィッチにグッときました。

こういう髪型って普段しなくない?いつもよりあどけなさを感じるビジュアルでこの場のノリに自分も若々しく楽しんでるように見えました。

レベッカもホムラも当然可愛いですし、これはどっちかっていうとカラーで見たかったですね〜!

人数の多さも絵の肌色加減もカラー映えした気がする。

良い絵過ぎて、モノクロなのが少々勿体無くも感じてしまいました…!


原作もアニメもレッドケイブ

前回、星系六祈将が「前の世界」の存在を教えられたという"ある人"。

帝国パーティーの場では話せないとし、後日レッドケイブでその場が設けられました。

という事でやってきました、レッドケイブ

島が浮いてる景色、地平線まで広がる大海原、青い空、白い雲。

これぞレッドケイブの景色ですね〜!

星に降り立ったレベッカは「うわぁ懐かしい!!」とはしゃぎ、隣でハッピーは「3年ぶりだね」と言っていて、ちょうどアニメ最新話でレッドケイブ回を見た身としては「3日ぶり」そこまで懐かしくも感じないという現象が起きていましたw

これまでもアニメ再放送でサン・ジュエル編やってるタイミングでユニバース0のサン・ジュエル編やってたり、アニメ2期ベリアル・ゴア編の宣伝やってるタイミングでユニバース0のベリアル・ゴア編やってたり、微妙にリンクしてるような状況はあったんですが、ここまで密接にリンクしてると言えそうなのは「初」ですかね…?!

他の人で本誌とアニメがリンクしてるようで凄いなって言ってる方いたんですが、個人的にこれくらいの偶然ならたまたまじゃない?とも思ってたんですが、アニメ放送されたタイミングで本誌でもあれ以来再び立ち寄るのは、真島先生が意図して合わせたんじゃないかとすら思えました…!

レッドケイブ編はアニメだと2話ぐらい使いそうで、その前半・海水浴楽しんでるパート〜ナディア登場までが最新話だったんですが、まさにそれを原作でもやってるんですよね!

ユニバース0としてちょっと状況は違うとは言え、概ね同じ歴史を辿ってる。

今回ばかりは真島先生狙ったか!?と思わざるを得ません。

原作とアニメがリンクする新感覚の体験でした


お姉さん…な四煌星

水着回のワイズもいつも通りのテンション…!

「そりゃそうと何で水着なんだ ここに会う目的はホーリィに会う事だろ」とラグナにツッコまれると、意気揚々として「海といったら水着だろーが!!!」と答えていました。

「お姉さんの!!」と言って映し出されるウィッチ。「お姉さまの!!!」と言って映し出されるシスター。「お姉ちゃんの!!!」と言って映し出されるヴァルキリー。

それぞれ四煌星を「お姉さん」と評しながら、そのニュアンスがそれぞれ違う。

ウィッチを「お姉さん」、シスターを「お姉様」は分かるんですが、ヴァルキリーが「お姉ちゃん」…?笑

あまりイメージに似つかわしくないですが、ここは全員を「お姉さん」として違う言い方をする独特なテンションで突っ切ってる感じでしょうか。

良い意味でライブ感というか、真島先生もよく分からないなって思いながらワイズのテンションに身を任せていそう。

その中で最後の四煌星・ハーミットに向ける「お姉…って感じじゃねーなおまえは」「暑苦しいから向こう言ってくれる?」ワイハミ描写良いなぁ!!

この脱力感溢れるラフな関係がワイハミの関係値示してるなぁと思いました。

他四煌星はそう評して外野から見てるだけだったのに対して、ハーミットにだけは隣から話しかけてる。

この距離感の近さが何だかんだワイズにとっての1番の相棒はハーミットだと示してませんかね。

ワイズの求めるグラマラスな女性ではないけど、1番波長があって居心地の良い相手がハーミットだと思わされる

さり気ないですが、好きな描写です。


同じ髪飾り

海水浴ジン&クリーネ&ピーノサイド。

「前々から気になってたんだが…何で同じ髪飾り付けてんだ?」って、えぇっいつから付けてた!?

確かに言われてみれば、ピーノの頭部についてる丸い模様、クリーネの感情装置と同じものだけど、今まで「同じものを身につけてる」と気づかなかった…!

確かに言われてみれば、いつの間にかピーノこれ付けてるなーと思って読み返してみたら、ノーマで再会したタイミングでは付けてなく、その後ギルストに来た時点で付けていました

「クリーネさんに付けてもらったんです」と言うわりには、ギルスト到着時点だと話は噛み合わないんですが、どういう事なのでしょう。

もしかしてそういう設定のつもりだけど、デザイン変更のタイミングを間違えていて、単行本では修正されてるのかもと思ったんですが、変わってない。

クリーネに付けてもらったなら少なくともギルストを出て以降じゃないとおかしいのですが、描写はギルスト到着時点で付けている。

うーん…本当に意図が分からないな。

真島先生のミスの可能性しか思い浮かばない。

このタイミングでクリーネと同じ共通点が生まれるのも不可解で、これは今後ピーノの「感情」が意味を持ってくる事を描写する為なのではないかとも思いました

この世界でクリーネは感情を失ってないので「感情制御」の意味はないのかと思いますけど、そうなると「感情を可視化する為の装置」

これをピーノが身につけたの意味深に感じます。

わざわざ付け加えるべき個性にも思えなくて、何か物語に作用する予定の「仕掛け」なのかなと。


触手攻め調教プレイ

モスコは相変わらず放送コードギリギリみたいなネタを出してくるな…!

口に咥えさせるあの球(名称分かりませんが)…拷問する時の器具…!

エロ漫画みたいなもので出てくるイメージあるのですが、どうなんでしょう。

そんなんやって良いの?!って危うさをモスコからは感じます。

「触手攻め」というと、レッドケイブでは実際にレベッカも本物の巨大タコにされてるのが、前の世界のレッドケイブ編とのリンクを感じさせますね


前の世界でレベッカはえっちな目に遭わされていて、それ見てワイズは「でた!いつもの」と反応してるシーンがあった。

この世界でも「タコ」「触手攻め」という点で共通していて、真島先生も今回はあらかじめレッドケイブ編を読み返してから話を作ったのでしょうか。

「レベッカ 次はおまえだ」と目を輝かせるシスターの妄想するレベッカもなかなか際どい描写ですね…!

口に咥えてる球もそうだし、瞳に涙を浮かべてるのがギリギリ感半端なくない?!

本当に調教や拷問プレイの類を感じるんだけど〜!

恐れるレベッカの表情が「マジ」過ぎて、コメディになってない描写の本気を感じました。

ここの描写、この類が性癖の人にとっては堪らないんじゃないでしょうか。

自分はめっちゃ好みってわけじゃないですが、こういう表情を真島先生が本気で描かれたところに大きな価値を感じます。

リアルでこんな展開きたら居た堪れない気持ちになったし、これがシスターの妄想で良かったな…。


海と言えば修行

ホムラとヴァルキリーは、海と言えば修行!のハードモード版

これも前の世界と同様の要素ですね〜!

「全く…のんきなもんだぜ 海といったら」とワイズが言いかけたところでホムラが話の主導権を奪い「修行ゆえ!!」とソウルブレイドを素振りしていました。


それの発展系と言えるホムラとヴァルキリーの手合わせ。

どこでも修行するのがホムラですが、前の世界のレッドケイブでも海で修行してた故に今回はそのリンクを感じました。

素早く剣を振るって刃を交わすホムラとヴァルキリーの「ガチ」感が凄い!

決して生半可な手合わせではなくて、今できるスペックを全振りした打ち合い。

こんなの一朝一夕でできる修行ではないでしょう。

ホムラもヴァルキリーも特別強く、呼吸を合わせる事ができる相手だからこそ成立してるシチュエーション。

あまりに剣戟が素早過ぎて思わず見惚れました。

まるで一種のパフォーマンスを見てるかのような感動がある

ただ戦ってるだけなのに、どこか美しさすら感じます。

それ見たワイズの「こっちも海まで来てやる事じゃねーな」ってリアクションがまんま前の世界と同じ事言ってますねw

ワイズもそれを忘れてるわけじゃないだろうけど、改めてそう言うくらい二人の稽古が特別だったんだろうな。

いくら解放感あるステージとは言え、本気で戦い過ぎてる。

そこでホムラの水着を斬りお胸をはだけさせるのは真島作品らしいサービスカット…!

わざわざ胸を露わにする意味って何?と思いますが、こういうふざけ方に"真島作品"を感じます。

FAIRYTAILのサイドエピソードでもプール回でミラとジェニーがそれぞれ脱がせ合いしていましたが、あれを思い出すシチュエーション。

ホムラは何気に照れてクールな表情がブレる瞬間が好きなので、今回は思わぬかたちでそれを見れました!

想定外の露出に恥ずかしがるホムラが可愛い

ヴァルキリーにやり返してドヤ顔してた時はもう恥ずかしいの忘れてない?とも思いますがw


​ジョーカー・ヘリックスについて

話題は、ハーミットとレベッカで「ジョーカー・ヘリックス」について。

この人物はこの世界で銀河六魔将の一人で名前以外何も分かっていない人物。

236話でその名前が出てきて、レベッカが心当たりありそうな事だけを仄めかしていました。

その時「どこかで聞いた事あるような気がするんだよね」と感じていたレベッカはあの後その心当たりを調べていたようで「ああ…それならあたしもけっこー調べたよ 最初は配信者かなって思ってたけど有名人…スポーツ選手 政治家 色々調べたけど…全然ヒットしないの」と言っていました。

ハーミットは「やっぱりそうか」と確認したかのように「消されてる」と返答。

「え?」と聞き返したレベッカに「ジョーカー・ヘリックスっていう名前がネット上全てから消されてるの」と説明しました。

「そんな事できるの!?」と聞くレベッカの心情も無理なくて、そこまでとんでもない芸当ができるのかと驚かされます。

「できなくはない…難しいけど」と答え「これ…ものすごいプログラマーかも ネット上に絶対名前が残らないようになってる」とハーミットは語りました。

ジョーカー・ヘリックスは「プログラマー」なんでしょうか。

確かにネット上から痕跡を全て消すなんて「とんでもないプログラマーが身近にいる」可能性は否定できない。

そういう意味ではハーミットの上位互換みたいな存在になるんですかね。

「プログラマー」と聞き「うーん…」と自分の中で心当たりを探るレベッカ。

その時、ふと頭の中にワイズ博士が出てきました。

「あれ?今一瞬ワイズ博士が頭に…何で?そういえばこの世界の博士元気かなぁ」とワイズ博士を思い浮かべるレベッカの反応は明らかフラグに見えて、ジョーカー・ヘリックス=ワイズ博士なんでしょうか?

個人的には消去法的にワイズが戦う相手だと思う「ライトニング・ロー」の正体が「ワイズ博士」という可能性を考えていました。

もし新しい六魔の正体が既存の登場人物なら、ワイズ博士が出てくるのは妥当に思えたから。

しかしそれが「ジョーカー・ヘリックス」の方である可能性は予想外。

この匂わせ方も意味深で、レベッカが心当たりはあるのに思い出せないのも謎。

一体ワイズ博士はどう物語に関わってくるんでしょうか?


星降る惑星(U0)

光のエーテルが水と融合して降り注ぐ幻想的な光景も前の世界通り…!

レベッカの肩にポツンと落ちるところから始まるのも一緒ですね。

絵として構図は違うけど、状況が全く一緒。

言い方は違いますが「光のエーテル」と現象を説明する役割をウィッチが担ってるのも一緒でした。

前の世界とほぼ一緒と言えるこのシーン。

「また上から撮るか」と言ってシキレベお姫様抱っこ空中浮遊も一緒で再びこの絵が見れたことに妙な感慨深さを感じました。

ユニバース0には歴史の修正力というものがあり、ある程度似た歴史で進んでいますが、ここまで全く一緒と言える光景は初めてじゃないでしょうか。

レッドケイブでの海水浴、一通り遊んでからの降り注ぐ光のエーテル、シキレベお姫様抱っこで冒険の記録。

「同じ」ですけど「同じ」事に意味があるんでしょうね。

再びこの地で思い出を刻めた事に特別感を感じます。

思えばエデンズゼロの仲間内の空気感に1番居心地の良さを感じたのも自分はレッドケイブなので、それが再び繰り返された事にユニバース0での仲間集めが完了した対価を感じました。

今こうやって楽しい一時を過ごせるのは、無事仲間を全員集める事ができたからだなと感じます。

お姫様抱っこシキレベ、基本的には前の世界と全く一緒なのですが、シキの表情が前の世界のものより逞しくなってるところに変化を感じました

それはこれまで幾多の戦いを経て成長したからでしょうか。

前の世界では子供のように純粋に物事を受け止めていたのに対して、この世界ではレベッカを支えるに相応しい男になってる気がします。

純粋で未熟なシキも大好きだけど、今回のレベッカを抱き抱えるシキの安心感は半端なかった。

前の世界でもこのシーンはシキレベ的に大好きだったので、再び描いてくれて嬉しいです…!

これが繰り返されたからといって何がどうという話ではないのですが、真島先生からのファンサービスとして受け入れられる。

「同じ」ですが、あの世界でシキ達が動いて再びあの状況になった尊さを噛み締めています。


レイナとハムリオ

「3年前もこうして撮影してたらアンドリューさんの船が…」と思い返すレベッカ。

「そういやこの世界のナディアにも会いたいな」「うん」と話す二人の眼前に前の世界と同じように一機の宇宙船が落ちてきます。

この状況はまさかアンドリューの死体が乗った宇宙船が落ちてくる前の世界の繰り返し…!?と思ったら別にそんな事はなく、星系連盟軍の船でした。

ここは良い意味でズコーとはならなかったですね。

あの悲劇がまた繰り返されるのかと一瞬本気で緊迫して、すぐにそれが撤回されました。

この緊迫パートが長々続いたらその方がズコー感半端なかったと思うし、すぐに種明かししてくれて良かったです。

星系連盟軍の宇宙船には先頭に「星系六祈将」の紋章が刻まれていて、そこから出てきたのはホーリィイレイサー

前回、前の世界の存在を教えられた"ある人"について話すと言っていた二人です。

やっと出てくるの重役出勤ですね。

二人は「改めて自己紹介」と共に「本名」を明かします。

「私は星系連盟軍星系六祈将のホーリィ 本名はレイナよ」「同じくイレイサー 本名はハムリオ」

今回のサブタイトルが示す意味がこれです。

この「レイナ」と「ハムリオ」は、元々真島先生の過去作『RAVE』の登場人物で、二人は特別な仲だったのですが、まさかそれがお前ら!?と驚きました。


てっきりレッドケイブならナディアとアンドリューを示す何かなのかと思っていました。

まさかそこでその名前が出てくるとは。

確かにホーリィはセクシーお姉さんキャラとして「レイナ」を彷彿としていましたけどね。

本当にイコールになるとは思わなかったです。

イレイサーの方が意外。確かに言われてみれば「黒髪」という共通点があるけど、それだけじゃない?

ホーリィのついでに命名された感あるな〜!

まぁあくまで過去作が元ネタなのでそこまで重要視してないですが。

二人が並んで「レイナ」「ハムリオ」と名乗っていると特別な魅力がありました。

RAVE世界では死に別れしたけど、EZ世界では同じ組織の仲間として戦っているんだなと…(泣)

最近アクロス・ザ・スパイダーバースを観たので、すぐマルチバースを繋げて考えてしまいます。


この世界のナディア

「前の世界」という概念や、シキ達の事まで「ある程度知ってる」と言う二人。

それを聞いたのは「ある人」からで「さっそくだけどその人の所に案内するわ」とホーリィが先導しました。

ホーリィは何かの小型端末のスイッチを押し、そうするとレッドケイブの海が割れて、ナディアのいる神殿までの道が出てきます。

これは前の世界になかった幻想的なファンタジー要素…!

「海が割れる」という超常現象良いですね〜!

真島作品、「海」ステージいくつかありますが、こういう設定は初めてでしょうか?

「神殿」という存在感に相応しい神々しいステージギミック。こういうのダンジョン感あって好きです冒険心が刺激される

ホーリィが「様」付けして名前を呼ぶナディアはなんとこの世界では「星系連盟軍葵宇宙支局長」という肩書きで意外な変化を遂げています。

名称からして葵宇宙の星系連盟軍を束ねる長でしょうか。

スゲー地位だな!

このEDENSZERO世界でもそうそういない大物じゃないでしょうか。

帝国の皇帝(今だとシュラ、前はネロ)とかと並ぶ大きな権力を持った特別な地位。

ナディアに星系連盟軍の要素を抱いていなかったので、意外な転身でした!

この「葵宇宙支局長」という地位、自分はアミラがそれなのかなーと思ってましたね。

243話、ミュラーとの戦いの前に出てきたアミラは「でもちょっと古い情報ね 今のアタシは…」と前の世界とは違う身分を仄めかしていて(結果的にそれが星系六祈将だったんですが)、自分はこれこそGIAの葵宇宙担当局長かと思ってました。


アミラが正当に出世したら得られる身分はこれかなと。

ナディアは「星系連盟軍」そのものを束ねる「葵宇宙支局長」で少しニュアンスは違うのですが、個人的にはアミラで考えていたイメージの一つがナディアで回収されたような面白さがありましたね〜!

「宇宙担当局長」ってGIAのノアしか明かされていなくて、他も出てきてほしいと思っていたんです。

どういう経緯でそうなったのかは不明ですが、思わぬかたちで葵宇宙の星系連盟軍を束ねる長が知れて良かったです。


前の世界の存在を教えた"ある人"の正体

「前の世界」の存在を教えてくれた"ある人"ですが、それでも「その世界の実態を知る方法はない」とイレイサーは語ります。

「そう…我々に世界の構造を教えてくれたあの方でも」と言って出てきたのは「星系連盟軍桜宇宙支局長 ノア・グレンフィールド

出たーーーー!

星系六祈将に「前の世界」の概念を教えた"ある人"。

その候補として自分も「ノア」を考えていた。

EDENSZERO世界で誰よりもユニバース関連に詳しい人物の一人。

そりゃここで出てきますよねと納得が大きい。

元々ユニバースという概念をレベッカに教えてくれたのもノアでしたもんね。

ノアのエーテルギア「ゴッドアイ」は、2万年後の世界でも残っていると分かっていた。

作中最重要人物かもしれないノア

次回ノアが何かを語るとすると、物語が大きく動き出しそうです。

ここでこの世界の状況を説明し、一気に最終決戦へと話が進んでいくのでしょうか。

気になったのは、ノアの肩書きが「星系連盟軍 桜宇宙担支局長」となっているところです。

これ、前の世界だと「GIA桜宇宙担当局長」だったんですよね。


ノアが桜宇宙を一部分を束ねる存在だと知っていたけど、その示す範囲が拡大してる。

この世界では星系連盟軍そのものを束ねる存在になっていました。

そこで思ったのですが、この世界では「GIA」が解体されてる…?

「GIA」という組織自体があったのはアミラのリアクションから分かっていますが、そのアミラも今では星系六祈将になっているあたり、この世界では少し前に「GIA」という組織は解体され、そこに所属していたメンバーが星系連盟軍に流れたのではないかと思いました。

そこでアミラは実績が評価され星系六祈将に。ノアも星系連盟軍桜宇宙支局長に。

そうする意味is何ってところですが「宇宙の命運を分つ戦いを前にもう諜報員など必要ない」と判断した可能性を考えました。

ノアであればこの世界の未来を部分的に知る事ができていそうですし、そうなるとエデンズワンとの戦いまで察知し、星系連盟軍を然るべき組織に変えたのではないでしょうか。

それがGIAを無くし、最終決戦の為の戦力を整えた現状。

だとしたら熱いなぁと思います。

 

次回、マスター・ノアから星系連盟軍の驚愕の実態が明かされる…!?

第247話『戦いの舞台へ』へつづく

自分の予想合ってそうじゃない…?

一気に最終決戦の舞台が整いそう感凄いな。