扉絵
扉絵は、シオンの攻撃を受けて倒れてるエマ。
アビゲイル→オリビア→サイダー→エスティオと、主要キャラじゃない登場人物達が連続して扉絵を飾っていたけど、そろそろ主要キャラを描かなければいけないってところで「リアルタイムで進行してる瞬間しか描けない」という縛りルールの弊害が出たか。
「登場人物が気絶してる扉絵」って明らかにおかしいしなー。
ゲトメアコミカライズの扉絵の法則性は凄く好きなんですが、今回ばかりはちょっと無理あるなと思ってしまいました。
アゼルvs.シオン
アゼルvs.シオンは、殴り合い。
前回ぶっ飛ばした勢いに続く攻防でしょうか。
メルルを苦しめた憎き相手なのでタコ殴りにしたいアゼルの気持ちも分かります。
それに対してシオンまでもがその戦いにのってるのが意外っちゃ意外でした。
お前も意外と泥臭い戦いするんかいw
アゼルvs.シオンは「熱属性ナイトウォーカー対決」というのが特徴的ですね。
今のところ違う属性のナイトウォーカー同士の戦いしかなかったと思う。
ゲトメアは、三つの属性しかないシステムなので、今後も同属性対決は多くありそうです。
そんな中で、ベビドラが相棒故に「炎の耐性が付加されてる」という話も原作ゲームのシステムがそのまま使われてるなと思いました。
確かにそうなんですが、それを漫画で説明されると、ゲームらしい設定だ…!と思ってしまいます。
シオンの鉤爪で炎を切り裂く姿は印象強いですねー!
アゼルの紅蓮の咆哮も巨大炎でかっこいいけど、それ以上に炎を切るって光景が斬新。
意外と真島作品でこれまでなかったパターンじゃないでしょうか。
シオンって武器が鉤爪だし、殴り合いもするし、意外とパワフルな戦い方をしますね。
キャラクターの性格的にはもっとずる賢い、遠距離戦闘とかしそうなものなのに。
シオンってウロボリアと比較するとあまり格高さが感じられませんが、それでも五聖十の一人。
やっぱりめちゃくちゃ強いなと思います。
最初こそ若干互角っぽい戦いができてたものの、すぐにシオンの火力がアゼルを凌駕して、アゼルの剣が砕かれるレベルの大打撃を与えていました。
ここインパクト大きかった…!
勢いのまま鉤爪がアゼルにブッ刺さって、血は流すし、武器は破壊されるし、やばい。
素直に戦慄させられる実力がシオンにはありました…!
紅蓮の覚醒
ナイトメアのベビドラまでダウンさせられて、絶体絶命。
流石に五聖十は強いです。
ストレートに実力でねじ伏せられました。
庇うようにメルルがアゼルの前に立つ絶体絶命感とか良いですね。
前回も1番非力なメルルが虐げられるからこその絶望感があったし、今回もメルルが前に出るしかない状況がピンチを象徴としてた。
アゼルも「まだ負けてねえ…」と主張。
それに大笑いするシオンですが、それに「……俺には…仲間がいる」と答えるアゼル…!
ONEPIECEのアーロン戦で「お前に勝てる」と答えたルフィ並の主人公としての格高さを感じますね。
状況的に何もかもを失って劣勢なのは変わりないけど、それでも仲間の力の可能性を信じる事ができる。
これぞ王道主人公らしい姿だと思いました。
その言葉の通り、オリバーのファインプレーと、それによって覚醒したベビドラがこの戦いに勝機を生みそうです。
オリバー、凄いですね!
原作ストーリーでそういう設定はなかったと思うけど(そもそも誰だってナイトメアを進化させられるシステムだし)、コミカライズ版オリジナルストーリーらしい設定でワクワクしました。
オリバーが進化させられるからこそ、限られたルールで状況を打開できそうな面白さがあって良かった…!
巨大な炎の中から姿を現したのは、イグニール…いや、フレアドラゴン!
ゲームで見た時、どう考えてもFAIRYTAILのイグニールにしか見えなかったナイトメア!
いや自分は真島作品らしい炎の竜のデザインで好きですが!
漫画で見ても圧巻ですね〜。
原作以上に巨大で迫力凄い。
「また共に戦えて嬉しいぞ 親友」は嬉しい発言でした。
これベビドラだとするとちょっと違和感を感じる言い回しだけど、もしかしたら暁の英雄アゼルに向けて言ってるのかな?