昨日の続き。 愛犬の話の後は、我が子との生き別れ。 不幸な父子関係。 でも大丈夫、成るように成る | カズのヨット世界一周航海&人生日記

カズのヨット世界一周航海&人生日記

2014年3月にスタートしたヨット世界一周航海は出航前にアクシデント続出。果たして、アメリカ・フロリダを出航して日本に帰還できるのか。挫折するのか。1年掛かるのか、2年掛かるのか。

昨日は昔の愛犬の話

 

あの写真、僕にとって凄い思い出。富士山の山頂3776mにあの子(犬)と登れたこと。

 

僕の富士山登山の2回目の時であった。自分の若さも手伝ってか、未熟だった。素人すぎた。

 

登っている時に犬のことをよく知っている老夫婦に言われた。

「犬は真夏に裸足で火山岩の富士山に登っていると足の裏を火傷するよ! 直ぐに靴下を履かせてあげて!」

 

全く知らなかった。8月の富士山の火山岩の瓦礫のような岩の暑さを・・・

 

どうりで愛犬は残雪の雪渓に行きたがった訳だ。。。

 

貴方も真夏のビーチの砂浜を裸足で歩いた経験ありますか? 熱すぎて歩けたものじゃないよね・・・(笑)

 

自分の靴下を脱いで、愛犬に履かせてあげた。

既に4本の足裏を熱さで痛めていた彼だったが、靴下を履いてからは、多少はましに感じたのか、何とか下山してくれた。

 

そんな思い出がありました。

 

 

さて、今日の本題はその昨日の写真に写っている男の子二人のはなし。

 

まぎれもなく、僕の息子なんですが、写真からは時は10年進み、上の子が17歳、下の子が13歳の時が最後で、生き別れになっている。

 

え、どういうこと?

 

話せば長いのですが、簡単に言えば、僕達、親側が離婚してしまったことでした。

 

親が離婚しようが、普通は子供には会えるはずなのですが、どうしても、会えなかった。会わせてもらえなかった。

 

前の嫁に離婚時にひどい仕打ちに会い、騙されて、地獄に突き落とされました。それ以来、子供には会えていない。

 

僕もしつこいのか、このブログにも何度か書いていると思います。カッコ悪い話だけどね。。。

 

離婚なんて、巷に嫌と言うほど溢れている。この手の話も何度も聞く話だ・・・

 

まあ、その中のタダの一つということである。つまらない話だ。。。

 

アメリカで離婚し、元嫁側の嘘だらけのでっち上げ工作にあい、彼らの周到な計算とそれらを仕切った離婚請負人グループ達に騙された・・・ 

 

僕はある日、アメリカ・シアトルで逮捕された。そして警察に拘禁された。裁判にかけられた。

 

約二年間、アメリカのシアトルで裁判に明け暮れた。その間に、全ての物を奪われた。会社、家、車、トラック、資材、道具類、私物、現金・・・ どうしてそんなことが出来るのか未だに分からない。それこそ犯罪だろうが・・・

 

まあ、この手の話は両方の言い分を聞かないと、真実は見えてこないものだ・・・ いつか相手側の言い訳を聞いてみたいものだ。

 

まあ、謙虚に考えれば、離婚に至ったのは僕のせいである。。。僕が浮気したからだ・・・

 

なぜ浮気したのか? そんなのわかるわけない。。。運命の悪戯だ。 出来心だ。。。(笑) スミマセン・・・

 

そもそも浮気に明確な理由ってあるのか? いけないとわかっていても、他の女性を好きになることもある。隣の芝は青く見えるものだろう。 もしかしたら、奥さんが長年の間にだんだん好きじゃなくなってきて、そんな時に浮気相手が現れて・・・好きだと…そんな錯覚だってある・・・大体、恋愛なんて錯覚と勘違いと洗脳の産物って感じるし・・・

 

しかし、僕からしたら、例えばコンビニで万引きしたとしたら、裁判で死刑が言い渡された・・・と言うような、余りにもその不公平さに腹が立って、仕方なかった。こんな理不尽が許されていいものかと・・・ まあ、他人からしたら、情けない男側の言い訳?? にも思えるが・・・

 

こんな話は聞きたくもないだろう・・・ つまらない話だ。。。

 

 

今日は僕の子供の話ね。

 

写真に写っていた7歳と3歳の息子。今はもう30歳前後に成っている。立派な大人に成長していると思う。

 

途中、何度も会いたいとか、会わせてくれとか、彼女の実家に手紙を書いたことがある。クリスマスカードだって何度も送った。

 

しかし、毎回、弁護士事務所の封筒で全く開封もされない僕の出した手紙がそのまま送り返されてきた。

 

心がえぐられる気分だった。もう、最後に会ってから、15年経とうとしている。

 

下の子は彼とともに生きた月日より会えていない月日の方が長くなった。まして、10歳くらいまではあまり記憶として覚えていないと思うから、下の子の脳裏に父親の記憶は余り無いのかもしれない。悲しいね。。。

 

僕は父親。今まで通り一緒に遊びたい。野球をしたい。スノボに行きたい。キャンプしたい。それが父子の関係だと思うから…。子供にとって父親はすごく大事な存在だと思う…

 

会社も潰された、会社のお金も個人のお金も全て元嫁に取られた。子供も盗られた。地獄のどん底にまで突き落とされた。

勿論、今までに一度たりとも協議も、話し合いも一切無いし、僕は何の同意もしていない…

 

しかし、これも自分の人生だ。自分が蒔いた種。。。言い方を変えたら、自分が描いた、自分が欲した自分の人生なんだろう。そのようにアカシックレコードに書かれていたんだろうから。。。

 

でも、風のうわさで、今では彼らも立派に成長し仕事を持ち、日本で生きていると言う事らしい。 でも父子関係にとって最も重要と思える、10代から30歳くらい迄の期間を父子の関係は絶たれ、会うことはもとより、話すことも出来ずに過ぎ去ってしまった訳だから・・・子供達にとっても悲しいことだと思う。

 

それも、会おうと思えばいつでも会える距離にいるのに・・・ 悲しい。。。

しかし、それも僕に与えられた運命。人生だろう。受け入れるしかない。。。

 

前の嫁と結婚したのも、子供を授かったのも、全て自分の選んだ行動の結果と言えるのだろうから・・・

 

切り替えて、これからの自分の人生をどう楽しむかだよね。。。

 

まだまだ人生は長い。健康であれば、何だって出来る。

 

いつの日か、子供にも会える時も来るかもしれない。子供が会いたいと言って、会いに来てくれるかもしれない・・・

 

僕自身も、この歳だけど新たな結婚もできるかもしれない。 今計画している次のビジネスも成功するかもしれない。

 

今やっているヨット世界一周航海だって、1回じゃなく、2回も3回と出来るかもしれない。

 

富士山登頂だって、もう既に24回もしたけど、自分の計画では恐らく50回以上頂上まで行けると思います。

 

例え、子供に会えなくても、例え、事業に失敗しても、例え健康を害しても、

 

命ある限り、チャンスはある。前向きに生きていきたい。自分の出来る限りの人生を全うしたい。

 

家族や友人に囲まれながら、人の愛情も感じながら・・・笑顔で生きたい。。。

 

それでいいんじゃないか?!幸せってそんな気持ちの線上に見え隠れするもののようにも思える。。。

 

カズ