美しい、奈良。 東大寺、二月堂
今日、横綱、日馬富士が引退しました。
彼はこの2週間、恐らく大変な時間だったろう・・・
彼の人生の中で、大変な2週間、きっと、つらい時間だったろう。
彼には、僕たちには想像できないほどの大きな出来事に違いない。
彼が暴力事件を起こし、その本人である貴の岩、貴乃花親方、同席していた人、関係者、相撲協会、相撲ファン、メディア、国民、警察、等々…
多くの人に迷惑をかけたに違いない。迷惑というのか、騒がせたというべきか・・・
まあ、利害のない僕等には、たいした問題ではないが。。。
それによって、損したり、得をする人たちには、大きな問題だったのだろう・・・
横綱を、力士を、引退。誰もが予想した大きな結論。
彼の人生にとってすごい大きな出来事になった。
人はだれでも、人生の中で、大なり小なり、事件や大きな出来事を経験する。それが何であれ・・・
いいことも、悪いことも。
そして人生が、時間が進んでいく。
いずれ、人生を終わるその日まで、絶えることなく続いていく時間。
たいしたことはない。
たったの、わずかな人生の中の一日である。
私は、昨日奈良に行きました。
東大寺の二月堂を散策しました。
奈良の街を見下ろしました。
夕日がきれいだった。
その景色も、長い人生の、わずかな一日の夕日に過ぎない。 人生のたったの一日。
言えることは、静かで平和な、心静かな、豊かな一日だったと言うこと・・・
こうして、日々が繰り返され、淡々と過ぎてゆく一日。
この東大寺の歩んできた歴史、長い年月。
この二月堂からの変わらない景色・・・美しい、悠久の古都奈良
1000年経っても、きっと何も変わらない。
東大寺。ただ、そこに悠々と建つだけ。
そこに入れ替わり立ち代わり、世代が変わり、時代が変わり、その日の人々が往来を繰り返すだけ。
それぞれの人の人生はみな違う。すべての人が違ったそれぞれの人生を、それぞれの一日を過ごす。
そしてそれぞれの人生を演じる。そしていづれ死んでいく。
そして、人がまた生まれ、それぞれの人生が繰り返される。
ただそれだけ。
大きい事件と思うこと、つらいと思うこと、悲しい日。或いは、うれしいと思うこと、幸せな日。
でもね。地球人80億人の、たったの一人に過ぎないんだ。
要は、貴方は、何も悩むこともないし、苦しむこともない。
ただの80億人の一人に過ぎない。
それだけ。それ以上でもそれ以下でもない。
ただの80億人の中の一人。
だから、楽しく生きよう!!
だから、笑って生きよう。
悲しんでも仕方ない。苦しんでも仕方ない。
楽しく生きるために僕らはこの世に生まれてきた。と僕は聞いたのです~~(笑)
かず