マシン『おいキサン! 今すぐ俺と戦えキサン!』

 

 

リアル『歩み寄りはできないですか…』

 

 

マシン『そげん殺気ば放っといてからに… 何ば言いよっとかキサン! 今更無理ったい!』

 

 

リアル『そうですか… 折角会えたのに残念です』

 

 

 

バシッ‼

 

 

 

攻撃は最大の防御成り

ではなく

先手必勝

 

 

リアル・サクマシンの頬に一発ブチかましたパンチ!

(現地いた人は見てるが、本当に頬を張ったんです)

 

 

一瞬グラつくも 

踏ん張って踏みとどまるリアル・サクマシン

 

 

次の瞬間、

物凄く早いスピアー(タックル)から

変態の背後を一気に取り

バックチョークをガッチリ決められてしまったピリピリ

 

 

(周囲からの白い目もなんのその! お互いのPRIDEを懸けた戦いは白熱!)

 

 

 

さすがファンタジーのない世界で生きた男だ

動きにまったくの遊びがないダッシュ

 

 

もうこの技から

逃げられないのだけはわかった

 

 

遠のいていく意識の中で思う

 

 

あのノア有明アリーナ大会で

微糖戦の足四の字固めで負けてから2年…

 

 

令和の巌流島決戦 前編 | サクマシンがゆく! (ameblo.jp)

 

 

 

(ああ 俺はまた負けてしまうのか…)

 

 

 

 

 

意識が遠のいていく中

無念の失神→失禁を喫する前に

リアル・サクマシンが技を解いてくれた

 

 

 

リアル『サクマシンさん、大丈夫ですか』

 

 

マシン『同情までされて… ハァ 完敗だ…』

 

 

リアル『試合で勝ちましたが、勝負では負けていました… 勉強させてもらいました!』

 

 

 

それから色々と彼と話しをした

 

 

桜庭選手のファンでもあり

ラグビーファンでもあるリアル・サクマシン

 

 

本当に彼は孤立無援の環境の中で

一人頑張ってマスクを被り

後ろ指刺されようが桜庭選手を応援していたのだ

 

 

これにはホント頭が下がる思いだし

考えただけでも彼の努力に泣けてくる

 

 

これからもお互い桜庭選手を

応援していこうと手を取り誓い合ったキラキラ

 

 

 

 

 

そんなリアル・サクマシンに聞いてみた

 

 

応援していて【独り】

寂しくなったり

孤独を感じることはなかったかと問う

 

 

 

 

 

はい

実は… 時々そう感じます

その時は結構ツラいんですよねぇ

 

 

と、素直な返事が来た

 

 

変態は答える

 

 

『そう感じたらこれから俺の事を思え 

俺も孤独を感じる時は お前の事を思う様にするよ』

 

 

 

 

 

そして

リアル・サクマシンから逆に問われた

 

 

 

『この先もこのマスク被って活動してもいいですか?』

 

 

 

その返答にはこう告げる

 

 

『増殖してこそのマシン!

俺以上にガンガンやってくれ!』

 

 

 

本家本元スーパーストロングマシンさんにも

了承はもらっているのだ乙女のトキメキ

 

 

(2018年6月の後楽園ホール引退試合前に撮影)

 

 

 

そう告げると

リアル・サクマシンのマスクの中の顔が

少しだけ笑った様な気がした

 

 

(話せばナイスガイだったリアル・サクマシン♪)