新年のあいさつ(1) | 村上春樹氏への挑戦日記!

村上春樹氏への挑戦日記!

小説を出版しました!
「夢は必ず叶える事が出来る」
この事を小説を通じて特に若い人たちに伝えたい。
そんな思いから40半ばの親父が自ら実践して、一石投じたい。
この無謀な挑戦をここに記録します!

公式HP
http://www.sukittekotoba.com

現在、私は地元の神社の世話役をやらせて頂いている。


これが実は皆様が思っている以上に意外と大変なのである。


私の村の神社では、年に2回のお祭り(4月、10月)、新嘗祭(11月)、拝賀式(1月、元旦)、念祭(2月)が催される。(その度に、草むしりや清掃が必要となる)


その中でも、一番大変なのが元日に行われる拝賀式なのだ!


一週間前に神社の中と外の清掃は役員全員ですでに終わらせていたが、


大晦日の日、早朝からさっそく準備開始。


私は会計をしていることもあり、2日間に使用する灯油の買い出し、供え物の準備、くじの景品の準備(約200個)、役員の年越しそばやつまみの準備にてんやわんやすることになるのだ。 


それまでは大晦日のPM4:00から翌日の夕方まで夜通し、神社に張り付くことになっていた。


昨年から、AM2:00~AM6:00までの4時間は自宅に帰ることが許されている。

(それでも、参拝者が来るからと年輩の方々は、自ら神社に泊まってくださっている)


実際に何をしているかというと、大晦日は神社にお酒などを供えに来る方の対応が専らの仕事だ。


傍から見ると簡単そうに見えるかもしれないが、


時間とともに迫りくる寒さとの戦い深刻そのものなのだ。


その対策として当然の如く、お酒は必需品として不可欠になる。


けれども正直なところ、新たな年を迎えるまでの間、いつのまにかどちらが本当の仕事なのか区別しづらくなるのも事実なのである。


私達が従事している神社の隣にはお寺があり、ここから響き渡る除夜の鐘が否応なしにほろ酔い気分から現実へと引き戻す合図となってくれるのだ。


これから押し寄せる参拝者の方々の為に、薪を燃やしてかがり火恒例のくじ引を決行する為の準備に一斉に取り掛かる。


それでも昨年は雪の始末に追われていたのに、今年はその心配もいらず平穏な年越だと、ついそんな思いが頭をよぎってしまう。


そんな事を思い描いている間に、新たな新年を迎える事となった。


待ち焦がれていた人達が、一斉に境内に押し寄せ至る所で新年の挨拶が交わされている。


見慣れた顔が次々やって来ては、笑顔を置いて、それぞれの我が家へと帰っていく。


あれだけあった景品も、あっという間に消えていく。


午前0時から予定の2時までは、本当にあっという間のことだった。


明日への準備を済ませ、家にたどり着いたら時計は3時を指していた。


嫁も、3人の子供達も寝息を立て、すでに夢でも見ているのだろうか?


「こりゃ新年の挨拶は無理だな!」


明日は役員全員のおにぎりを買って、


AM6:00までに神社に行かなくてはいけない!


「まずいなー?」


前日は大阪から妹夫婦がやって来ていて、夜中まで飲んでいた。


「殆ど、寝ていないんだよなー。起きれるかな?」


目覚ましを5時半にセットしたのは憶えている。


おそらくその後、すぐに寝たのでしょう?


目覚めた時には、時計はピッタリ


AM6:00

 を指していました。


すぐに服を着替えて、ろくに子供達の顔も見ずに


家を飛び出して行きましたとさー。


これが2014年、私の新年最初の寝起きでした。


言うには及びませんが、神社に到着した時の時間はしっかりと


AM6:24


私の第一声は


「すみませ~ん。遅くなりました!」


本当に今年は良い年になるんでしょうか?


そんな不安がよぎった元日でした。


じゃんじゃん!


次回のブログは、この続きです。