前回の続き 



サッカー選手が"商品"だとしたら




今回は、システムを例えに書いてみる。

システムといっても、サッカーのフォーメーションではなく、ICTのこと。


ICTの構成要素をサッカー選手に例えるとどうなるかな。



ハードウェア→これは身体そのもの、フィジカル、背の高さ、足の早さなどのスペックだろう


OS(オペレーティング・システム)→メンタル、考え方、頭の良さ、思考の柔軟性など


ミドルウェア→これはサッカーの技術かな。


アプリケーション→これはゲームでどのように機能するか、ポジション別の役割に対する機能




そして、もうひとつはICTの適用分野からみると、ポジションを指していそうな気がする。


基幹系→心臓部でありもともとはもっとも情報が多く処理スピードが求められた。バックシステムと呼ばれることもありサッカー選手だとディフェンスかな。

ハードスペックはリアルタイム処理向けに高く、OSは必ずしも柔軟である必要はなく、ミドルウェアもピカピカでなくてもよい、全体として強固で間違いないことが大事。

つまり、フィジカルを生かし堅実な読みで、相手の攻撃をリアルタイムに確実に対象して、ミスなく失点しないことが必要。


情報系→データを貯めて分析したり、他のシステムにデータを渡す。近年だとビッグデータを扱って様々な解決策を探るようなことも求められる。ミドルシステムと呼ばれることもありサッカー選手だとミッドフィルダーだな。ハードスペックはそこそこだが情報の加工蓄積分析に向いている、OSやミドルウェアはオープンで柔軟で最先端の技術が求められる。正確性より、多くの情報を処理して創造性を発揮できることがよい。

つまり、チームの戦術を実行するために、フィールド内で情報を処理して、どうアクションするかコンタクトを振るう役割。

情報系には基幹系に近いものと、よりアグレッシブな戦略系に近いものがあり、サッカー選手だと守備的ミッドフィルダーと攻撃的ミッドフィルダーに該当しそう。


フロント→お客様と接してUI/UXを担う部分。直接お客様の利便性や満足感に響いてくるため、ここを重要視する風潮もある。サッカー選手だとフォワード。

ハードスペックは高めがよい、OSやミドルウェアは新しいほうがよいが、それよりもUI/UXで最高のものを提供することが重要。

つまり、フィジカルも技術も必要ではあるが、とにかく得点を取ること重視と読み替えられる。




システムの仕事してきたので、こんな感じで読み替えてみたら、意外にもはまるので驚き。



世の中には、アナロジー(類推)という考え方、手法があるが、サッカーチームやサッカー選手の高度化のために、他の分野の知見が活かされるような気がしてきた。

特にチーム運営、チームマネジメント、戦略、マーケティングは、一般事業との類似性が高いと思う。


選手個人にフォーカスしても、自分の特長をどう磨いてどう見せるかということを、ICTの構造やマーケティング分析を使うことが有効だと感じる。



このシリーズは一旦これでおしまいにしようかな。