「サッカー選手の早熟晩熟をモデル化してみたい」の前編をまとめた。
早熟と晩熟のモデルケース(データ)で検証し、考えを整理しておきたい。
なお、経歴の情報はWIKIやその他ネットを参照した。

1. 早熟(身長面)FW
高卒でJ1に入団した早熟FWは、その後J2/J3へ移籍していると思われる。そして、30代では多くが引退か下位カテゴリに移籍していて、30代でプレイしているFWは平均身長が高い。



身長面で早熟モデルとした、4月~6月生まれの高卒入団FW(ユース上がりも含む)の経歴の特徴

表1より
・ジュニアは、11/26がJ下部
・ジュニアユースは、17/26がJ下部
・ユースは、18/26がJ下部(2名が高体連へ移籍)、高体連からの選手は選手権に全員出場
つまり子供の頃から際立って活躍してきた選手が多い。ジュニア世代の身長は載ってないから身体面で早熟とは言い切れないのだが。

表4より
このブログの最後に年齢層だけ31歳~34歳に変えたデータも載せた。早熟らしき選手も生き残っている。平均身長180cmオーバー

表5より
表1から身長175cm以上の選手を抽出した。この中から1/3くらいが、(早熟とは言え)長く活躍できるのではないだろうか。


2. 早熟(身長面以外)MF
高卒でJ1に入団した早熟MFは、比較的長くプレイしているようだ。残っている選手は身長が高めである。J2/J3の選手は30代で多くが引退しているか下位カテゴリに移籍していると思われる。そして、30代でプレイしているMFは若手より平均身長が高い。



表2より
身長面以外で早熟モデルとした、1月~3月生まれの高卒入団MF(ユース上がりも含む)の経歴の特徴
・ジュニアは、1/11がJ下部
・ジュニアユースは、5/11がJ下部
・ユースは、4/11がJ下部、高体連からの選手は選手権に出場してない選手が散見される


3. 晩熟DF
晩熟DFは、カテゴリをまたいで長くプレイしているようだ。30代で初めてJ1に上がるSBの選手もいるのだろう。まさに晩熟の真骨頂。



表3より
晩熟扱いとした、1月~3月生まれの31歳~34歳のDFの経歴の特徴
・ジュニアは、1/11がJ下部
・ジュニアユースは、2/11がJ下部
・ユースは、1/11がJ下部、高体連からの選手は選手権に出場してない選手が散見される
・JFL経由や大学まで無名の選手もいる
※2000年代は今ほどJ下部が充実していなかったことも影響していると思う。


4. 今回のまとめ
早熟晩熟がどのようなJリーガー人生をたどるのか、そして実際にどのような選手がいるのかを確認した。
前編で立てたモデルは、ドンピシャでなくとも遠からずではないか。
また、Jリーガーにまでなった選手は、晩熟とは言え、多くがユース年代の選抜歴がある。おそらく晩熟はユース年代までに、様々な面で早熟に近づいて来るのだろう。

また、4月生まれに身長面で晩熟がいるだろうし、3月生まれに身長面で早熟もいるだろう。
晩熟のFW、早熟のDFもいると思う。

ジュニア年代の息子を持つお父さんとしては、早熟晩熟が気になると思うが、温かく見守りつつ、いつ何を伸ばしていくかを考えるヒントになるだろうか。