2024年 6月 20日撮影 東京湾 金谷港付近にて
川崎汽船からONEに編入された欧州航路のコンテナ船
「ONE HANNOVER」が東京大井埠頭港から出て行きました。
昨日掲載したクルーズ客船「CELEBRITY MILLENNIUM」とすれ違います。
東京がラストポートの出港になりました。
4時15分にまだ点灯中の観音埼灯台沖を通過します。
「HANNOVER 」 (ハノーファー)はドイツの中央部にある古い町並みが残る州都市名です。
「ONE HANNOVER」
総屯 98,747総トン
重量屯 98,849重トン
コンテナ積載 8,212TEU
全長 336.0m
船籍 パナマ
主機 川崎重工製製
出力 67,270kw
竣工年 2006年
IMO 9302138
造船所 IHIマリンユナイテッド呉工場
船主 KLB3204 SHIPPING S.A.
運航管理 K LINE SHIP MANAGEMENT (SINGAPORE) PTE LTD
旧船名 HANNOVER BRIDGE(2019年3月まで)
航路は北欧州航路(FP1)でシンガポール/神戸/名古屋/東京/ロスアンゼルス/
オークランド/東京/清水/神戸/名古屋/東京/シンガポール/ロッテルダム/
ハンブルク/ルアーブル/シンガポールで、東京から北米西岸のロサンゼルス/
オークランドを往復する振り子サービスで16隻112日ラウンドでザアライアンスの
HAPAG/HMM/YANG MINGの共同運航で16隻すべてがONEの配船になっています。
この航路に就航している8,000~9,000TEUの16隻のコンテナ船は川崎汽船のHクラスの
「ONE H〇〇」が9隻、日本郵船の「NYK 〇〇」が5隻「ONE 〇〇」が2隻と
川崎汽船の「ONE」に船名変更したHクラスのコンテナ船が多く就航しています。
朝のコンテナ船の出入港ラッシュ時には、この様な風景がよく見られます。
行先はシンガポールで、シンガポールを出た後、通常はスエズ運河を通りますが、
紅海でのフーシ派の襲撃以来、現在は南アフリカ南端の喜望峰を一週間ほど遠回りして
欧州に向かっています。
御安航をお祈りします。