2022年 6月 26日撮影 金谷港付近にて
激動の7月も終わり、穏やかな8月になる事を期待して、二引きからのスタートですm(._.)m
日本郵船のケープサイズのばら積み船
「OTOTACHIBANA」(弟橘)が日鉄君津製鉄所から出て来ました。
日本郵船のばら積み船がOから始まる伝統を受け継いでいますが、
地名の多い中にあり珍しいネーミングになっています。
由来は、日本武尊の妃の弟橘姫が東国征伐に向かう途中、荒れ狂う海を鎮めるため、
自ら入水したと言う伝説で古事記・日本書紀に記載させているそうです。
こんな伝説のあるネーミングのばら積船ですが、残念ながらパナマ船籍でした。
「OTOTACHIBANA」(弟橘)
総トン数 106,323総トン
重量トン数 207,96重トン
全長 300.0m
船籍 パナマ
主機 CSSC-MES DIESEL製
出力 17,470KW
竣工年 2012年
造船所 NANTONG COSCO KHI SHIP ENGINEERING CO., LTD
IMO番号 9603403
船主 IN SHIP HOLDING S.A.
運航管理 八馬汽船
八馬汽船は、自社チップ船5隻、日本郵船を中心に74隻もの各種船舶の運航管理を行う
1878年創業の神戸に本社のある日本郵船が75パーセント株を持つ老舗海運会社です。
出港船は遠いので見辛いですが、漢字表記が上にあるのが分かります。
この脚でも、まだ荷が残っている様で日鉄鹿島製鉄所に向けて出て行きました。
その後鹿島で揚げ切り、生まれ故郷の中国へドックのために出て行きました。
スクラバーも取り付ける事でしょうから、次回どんなになっているか楽しみです。
その鹿島港で2年前ですが、本船が石炭の荷役中を撮っていました。