2024年 3月 27日撮影 鹿島港にて
イタリアの老舗大手海運会社D'AMICO(ダミーコ)が運航するハンディサイズバルカー
「MEDI EGEO」が、低気圧避難の沖だし後の再入港て入って来ました。
カナダのバンクーバーから穀物を積んでの入港でしたが、
入港していくらも揚げていないうちの沖だしになってしまいました(ノ_<)
本船は、大島造船所製のハンディサイズバルカーのなかで一番大きな
ウルトラマックス型と呼ばれ全長199m、6万重量トンクラスの大きさです。
「MEDI EGEO」
総屯 34,049総トン
重量屯 60,550重トン
全長 199.9m
船籍 リベリア
竣工年 2015年
IMO 9699177
造船所 大島造船所-長崎県西海市
運航管理 D'AMICO DRY LTD.ーアイルランド
D'AMICOのウルトラマックスにはイタリア語で「中間」の意味の「MEDI 」が付いていて
「EGEO」はイタリア語でエーゲ海の意味です。
アンカーの傷跡でしょうか、錆が痛々しいですね。
D'AMICOグループは1936年に設立されたローマに本部のある老舗海運会社で、
傘下のD'AMICO DRY は各種ばら積み船42隻を運航し、その大半が日本製と言う
日本贔屓の有難い船会社です。
また同じ傘下のD'AMICO TANKERSはプロダクトタンカーを36隻運航しています。
昭和産業サイロバースに接岸して、翌日に横浜磯子にある
日清バースに向けて出て行きました。