2024年 3月 27日撮影 鹿島港にて
川崎近海汽船が運航する在来型貨物船
「ORIENT KING」が、宮城県石巻港から入って来ました。
天気は回復しましたが、昨日の強い沿岸低気圧の影響でうねりが残っていて
本船もかなりピッチングしての入港になりました。
このクラスの在来船はノーパイの入港もよく見受けられますが、本船のキャプテンは鹿島港に
不慣れの様でパイロット乗船タグボート2隻の体制です。
地味な川崎汽船カラーの船が入って来るかと思っていましたが、
初めて見るとても明るいか在来船に驚きました(o_o)
「ORIENT KING」
総屯 9,943総トン
重量屯 13,532重トン
全長 119.9m
主機 マキタ製
出力 3,570KW
船籍 パナマ
竣工年 2021年
IMO 9883467
造船所 新来島どっく-愛媛県今治市
船主 PRINCESS LINE S.A.
川近のHPによると、本船はベトナム/タイ/シンガポール/マレーシア/インドネシアの
定期航路に就航して鋼材の輸出や、木材製品などの輸入に従事しているとありました。
船名は控え目な「東洋の王様」ですね。
川崎近海汽船は八戸/苫小牧フェリー4隻とRORO船6隻、内航船10隻の他に
近海外航船8隻を運航しています。
日鉄製品出荷北S岸壁に接岸して5日間鋼材を積み込んで、
タイの港名未定で出て行きました。