鹿島港の風景 イギリスのハンディバルカー「PARNASSOS」 | kazuhi49の船の写真館

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得意は、花、山、飛行機、鉄道ですがこのブログでは
鹿島港,東京湾をメインに船に特化して掲載しています。

 2024年 3月 19日撮影  鹿島港にて

       

イギリスのHELIKON (ヘルコン) シッピングが運航するウルトラマックスバルカー

  「PARNASSOS」が、日鉄製品出荷北B岸壁から出て来ました。

 

マースクラインのコンテナ船と同色で、ばら積み船にしては派手な船体色です。

 

本船は新笠戸ドックで建造された64,000メトリックトン型の全長199.9m、64,000重トンの

ハンディサイズ最大級のウルトラマックスバルカーです。

 

 「PARNASSOS」 

 

総屯           35,752総トン 

重量屯        63,505重トン 

全長           199.9m  

主機           MAN B&W製

出力            7,650KW

船籍         バミューダ

竣工年        2017年

IMO           9762376

造船所        新笠戸ドック-山口県下松市

船主            PARNASSOS NAVIGATION SA–イギリス

運航管理     HELIKON SHIPPING ENTERPRISES LTD−イギリス

 

「PARNASSOS」(パルナッソス)はギリシャにある山の名前で

HELIKON (ヘルコン) シッピングは山の名前を船名にしていて

この日は同社の新造船「OHIRAYAMA」(大平山)(掲載済み)も撮っていました。

 

1961年ロンドンで創立したヘルコン・シッピングは各種ハンディ型バルカー25隻、

カムサマックス2隻、タンカー5隻を運航していて、タンカーを除くその殆どが

日本製という日本贔屓の有難い会社です。

 

この大きさの船で鋼材を満載に積んで出る事はなく、本船も同様で

脚があまり入っていない状態で、シンガポールに向けて出て行きました。

 

ご安航をお祈りします。