2023年 10月 28日撮影 鹿島港にて
長崎市のエムエスケイが所有し鶴見サンマリンの5,000k積み新造内航白油タンカー
「鶴久丸」(カクヒサ丸) が、釧路港から入ってきました。
本船の様に、ガソリン、灯油、軽油など無色透明な石油製品を運ぶ白油タンカーに対して、
原油・重油の黒褐色類を運ぶのを黒油タンカーといいます。
「鶴久丸」
総トン数 4,189トン
重量トン数 5,352トン
全長 104.8m
船籍港 長崎港
主機 阪神内燃機工業製
出力 3,309KW
竣工年 2022年
造船所 伯方造船-愛媛県今治市
船主 エムエスケイ(松藤グループ)-長崎市
運航管理 エムエスケイ(松藤グループ)-長崎市
長崎市にあるホテルまで運営する多角的企業の松藤グループの海運部門の
エムエスケイは同じクラスの5,000k積の内航タンカー6隻を所有・運航して、
鶴見サンマリンに長期傭船として提供しています。
鶴見サンマリンの内航部門には約150隻の船舶を配し、石油製品の国内海上輸送量の
約22%のシェアを占める、日本最大手の国内タンカー会社です。
鹿島石油7号桟橋に向かい、荷役後その日の午後に、仙台港に向けて出て行きました。