2023年 6月 27日撮影 鹿島港にて
鶴見サンマリンが運航する黒油プロダクトタンカー
「洋隆丸」 が福島県小名浜港から入って来ました。
本船は内航船員確保育成を目的とした「船員育成船」で国の規制緩和に適応した
居住区の増設により、定員に加えて1名の実習生が乗船できる仕様になっています。
そのため総トン数が508トンになっていますが、500総トン未満の基準が適用されています。
このクラスのタンカーにしてはハウスが少し大きめです。
「洋隆丸」
総トン数 509総トン
重量トン数 1,129重トン
全長 64.5m
主機 阪神内燃機工業製
出力 735KW
船籍港 名古屋港
竣工年 2021年
IMO 9912490
造船所 伯方造船所―愛媛県今治市
船主 三洋物産―名古屋市
運航管理 鶴見サンマリン
鶴見サンマリンは内航タンカー最大手で自社船は5隻、各種プロダクトタンカー120隻
LPG・ケミカルタンカー22隻、潤滑油・アスファルトタンカー5隻を運航していて、
本船は各種プロダクトタンカー120隻の内の1隻です。
NSユナイテットのケープサイズばら積み船「NSU ZENITH」の前を通過して、
鹿島石油4号桟橋に向かいました。
本船が入った後に横浜税関鹿島支署の「たいかい」が出て来ました。
鹿島港の船溜まりに停泊しているのは知っていましたが、
動いているのを初めて見ました。