2023年 6月 27日撮影 鹿島港にて
シンガポールにあるUNION MARINE MANAGEMENT社が船舶管理するばら積み船
「IONIIAN SEA」 が、中国の煙台から中国炭を積んで入って来ました。
本船は常石造船中国舟山工場で造られたカムサマックス型バルカーです。
カムサマックスとはギニアのカムサ港に入港可能な全長229mに抑え、その上クラス最小の
浅吃水のばら積み船で2005年以来300隻の実績を誇ります(常石造船のHPより)
「IONIIAN SEA」
総トン数 43,672トン
重量トン数 82,561トン
全長 228.9m
主機 三井E&S玉野工場
出力 9,000KW
船籍 イギリス
竣工年 2021年
造船所 常石造船舟山工場-中国
IMO番号 9900203
船主 IONIAN SEA CORPORATION
運航管理 UNION MARINE MANAGEMENT SERVICES PTE. LTD-シンガポール
船名のイオニア海は、地中海のイタリア半島南部とギリシャに接する海の名称です。
オペレーターが判別し難いブルーファンネルで、やはり特定できませんでした(ノ_<)
C岸壁に接岸中の鉄鋼石荷役中のケープサイズばら積み船「NSU ZENITH」前を通り
お隣のD岸壁に向かいます。
このままの方向で接岸するかと思っていましたら、
珍しく回頭して
日鉄原材料D岸壁に接岸しました。
その後5日間で揚げきり、カナダのバンクーバーに向けて出て行きました。