2023年 2月 1日撮影 鹿島港にて
商船三井の原油タンカーVLCC(Very Large Crude Oil Carrier)
「HAKUSAN」が鹿児島県喜入と大阪府堺港で揚げてから入って来ました。
強風で飛ばされた製鉄所の石炭粉塵で空が灰色で視界が悪い中の入港です。
鹿島港のパターンとして喜入で揚げての入港が多いのですが、
本船は、2港で揚げているので満載吃水20.8mのところ11.5mの軽い脚になっていました。
左の2隻のタグボートは強風に押されない様に一生懸命引っ張っています。
「HAKUSAN」
総トン数 160,336総トン
重量トン数 305,350重トン
船籍 日本
竣工年 2011年
造船所 三菱重工長崎造船所
IMO番号 9535058
船主 商船三井
運航管理 MOL TANKSHIP MANAGEMENT PTE LTD
船名の「白山」は福井県と石川県の境にある日本百名山の標高2,702mの山で
富士山、立山と共に日本三霊山にもなっています。
日本船籍なので「白山」の漢字表記が欲しいところですね。
商船三井は2022年で120隻(11,407千重トン)のタンカーを所有して、
日本郵船の73隻を大きく上回っていますが世界では11位です。
ちなみに世界一は中国のCOSCOとは驚きました。
ENEOS系列の鹿島石油原油受入れCOP1桟橋に接岸します。
翌日にペルシャ湾に向けて出て行きました。