2022年 10月 1日撮影 鹿島港にて
イギリスの船舶管理会社が管理するケミカルタンカー
「LARGO CALIFORNIA」が鹿島バースから出港準備中です。
ここで10月1日の深芝公共埠頭よりの鹿島港の風景を紹介致します。
日鉄鹿島製鉄所原料バースには、ケープサイズ型ばら積み船2隻が荷役中です。
よく見るとハウスの格好が同じなので、調べたら両船とも今治造船と判明しました。
石炭荷揚げバースのB岸壁にはNSユナイテッド運航のケープサイズ型ばら積み船
「NS RESPONSIBILITY」 180,915重トン、全長291.9m、2015年 今治造船西条工場建造
鉄鉱石荷揚げバースのC岸壁にはシンガポールのTTCグループ運航のばら積み船
「CSK UNITED」 208,662重トン、全長299.9m、2017年 今治造船建造
日鉄鉄鋼スラグ積込み岸壁には、商船三井運航のハンディサイズバルカー
「ROYAL KNIGHT」 58,721重トン、全長197m、2013年 川崎重工神戸工場建造
本題に戻ります。
非常に地味なカラーのケミカルタンカーがタグボート2隻で旋回していきます。
LARGO(ラルゴ)はイタリア語の音楽用語で意味は「幅広く穏やかに」になります。
「LARGO CALIFORNIA」
総トン数 29,994総トン
重量トン数 50,290重トン
全長 183.0m
船籍 マーシャル諸島🇲🇭
主機 MAN-B&W製
出力 8,772KW
竣工年 2019年
IMO番号 9843780
造船所 現代尾浦造船-蔚山-韓国
船主 JUPITER 16 LTD-イギリス
運航管理 OCEONIX SERVICES LTD-イギリス
旧船名 ECO CALIFORNIA(2020年まで)
2019年に竣工して翌年に売船されて、ファンネルマークが消され真っ白に
なりましたが、船体カラーはそのまま残りました。
謎だらけのケミカルタンカーでオペレータも特定出来ませんでした。
まさしく補給艦のようですね。
韓国の麗水港に向けて出て行きました。
ご安航をお祈りします。