2022年 9月 17日撮影 鹿島港にて
日本郵船の原油タンカーVLCC(Very Large Crude Oil Carrier）
｢TAGA」(多賀)が鹿児島県喜入石油基地で一部揚げてから入って来ました。
撮影日は土曜日なので鹿島海釣り公園は賑わっています。
最大吃水21mのところ吃水線が見える16.5mで写真映りの良い脚になっていました。
本船は名村造船で建造されたマラッカマックス型VLCCの最新の第8番船で、
日本郵船では最初になります。
名村造船所のマラッカマックス型は以下の8隻です。
1番船 「TONEGAWA」(利根川) 川崎汽船
2番船 「APOLLO ENERGY」 出光タンカー
3番船 「TENRYU」(天竜) 共栄タンカー
4番船 「FUJISAN MARU」(富士山丸) 飯野海運
5番船 「TENZAN」(天山) 共栄タンカー
6番船 「HIKOSAN」(彦山) 商船三井
7番船 「TOKIWA」（常盤） 共栄タンカー
8番船 ｢TAGA」(多賀) 日本郵船
｢TAGA｣は処女航海の東京湾初入港時も撮った記念すべき船を、
また私のホームポートの鹿島港でも撮流ことができ、印象深い船になりました。
｢TAGA」(多賀)
日本郵船の伝統で右舷の船名の漢字が右から書かれています。
日本郵船は68隻(9,555千重トン)のタンカーを運航する世界16位の会社で、
ちなみに商船三井は11位です。
ENEOS系列の鹿島石油の原油受入バースCOP1に接岸です。
翌日に、仙台港に向けて出て行き、最後に横浜のENEOS根岸製油所に向かいました。
これはおまけで、南風の時には主に北米方面から来た飛行機が鹿島港の上を通るので
「TAGA」の撮影の合間に撮ってみました。
アメリカの航空貨物便会社のポーラ航空のB747-87UFで物流大手のDHLのチャーター便
としてアメリカのシンシナティーから飛んできました。
今はジャンボが見られるのは貨物機だけになってしまいました。
同じアメリカの航空貨物便会社のフェデックスの貨物機B777-FS2
アンカレッジからです。
最後はJAL6715便のB787-9、シカゴから12時間のフライトでした。
現在高度2,000mで8分後に成田到着予定です。
