2022年 8月 8日撮影 鹿島港にて
ENEOSオーシャンの新造マラッカマックス型VLCC
「ENEOS ENDEAVOR」が原油をペルシャ湾で積んでの処女航海で
鹿児島県喜入備蓄基地で一部降ろしてから入って来ました。
「ENDEAVOR」は努力と訳しますが、やはり思い出すのはスペースシャトルですね。
本船はJMU(ジャパンマリンユナイテッド)造船のマラッカ海峡を通過出来る最大級の
最新のVLCC(Very Large Crude Oil Carrier)の15番船になります。
鹿島港には喜入で少し降ろして18mの喫水での入って来るVLCCが多くなっています。
タグボート4隻体制で、ゆっくりと進みます。
「ENEOS ENDEAVOR」
総トン数 160,725総トン
重量トン数 312,137重トン
全長 339.5m
船籍 パナマ🇵🇦
主機 IHIパワーシステム製
出力 22,800KW
竣工年 2022年6月
造船所 JMU有明工場
IMO番号 9924091
船主 APUS LINE SHIPPING S.A.
運航管理 ENEOS OCEAN CORPORATION
ホーサーも新造船なのでピカピカ、緊急時の引出し様に準備していますが、
たまに用意していないVLCCもあります。
最近見られなくなった社旗掲揚ですが、本船はちゃんと揚げてあって好感が持てます。
スクラバー(排気ガス浄化装置)付きのツィンファンネルで、船首形状及び新騒音規則にも
配慮した低風圧居住区の採用により経済性・環境性にも優れた最新鋭のエコシップと
JMUのHPに記載がありました。
港内は静かですが太平洋に面した北防波堤側は、消波ブロックにうねりが当たっています。
本船は一日荷役後に出港して、ドリフティング(洋上待機)で入港時間調整した後に、
エネオス横浜根岸製油所に向かいました。
一日一船で2年間頑張って来ましたが、夏バテもあり撮影の回数が減って来て在庫も底をついて
しまいましたので、しばらくの間アップを休刊させて頂きますm(._.)m