【科学と非科学の間】科学者だった私が考える「アヤシイ」と言われる世界のこと。オヒサシブリその6。 | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

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ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。

ひゃー、ずいぶん間が空いてしまいましたごめんなさい。

 

☆バックナンバーは、こちらのカテゴリにまとめています。

 

前回までで、

「科学の限界」

「世界全体の中での科学の役割」

「科学とそうでないものを中途半端に混ぜるな」

なんていうお話をしてきました。

 

 

代替医療や、ヒーリング、ボディーワーク世界には、

 

 

「どうやら効く」

「っていうか確実に効いてる」

「症例いっぱいある」

「よそで治らないものがどんどん改善する」

 

 

「けど科学的にはまったくあやしい」

 

 

ということが、山ほどあります。

 

 

ホメオパシー然り、

エネルギーワーク然り、

鍼灸だって、科学的とはいい難いですね、

経絡の存在、測定で確かめられませんから。

 

 

以前ね、

三谷幸喜と清水ミチコさんがラジオで

 

「三谷さん、リフレクソロジーって、信じます?」

 

と言う会話をしていて、

な、なんと新鮮っ!

と驚いたものです。

 

 

私が足を踏み入れている界隈の中では

リフレクソロジーなんてメジャーすぎて逆に肩身が狭そうなほどです(意味不明)。

 

ビジネスのベースにちゃんと乗って認知されてるし、

街なかに看板出てるし

ザッツメジャー!

表街道まっしぐら!

 

・・と思っていたのですが

それでも「信じます?」と言うゾーンのものなんですね、普通の人にとって。

 

確かに「反射区」とか

足裏を押して、全身に効く、とか

医学レベルで言ったら意味不明ですものね。

 

 

はい、話逸れましたが。

 

 

科学的根拠を求められたら、弱い、

そういうものがいっぱいあります。

 

 

私がやっているクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)だってそうです。

 

 

『硬膜の中を、脳脊髄液が流れており、その液は拍動している。』

 

 

ここまではふつうに事実です。

 

 

ですが、

 

 

『その液の拍動を、頭蓋骨の上から触診して感じる』

となったらこりゃふつうのお医者さんには怒られます、ほとんど^^;

 

 

そしてね

私もアリゾナの解剖実習で

頭蓋骨の縫合を見て触って確かめた時、

思ったものです。

 

 

・・・・これ、うごくかあ・・???

 

 

ってね!(激白)

他のクラニオプラクティショナーも言っていました。

 

 

・・動かないよねこれ!^^

 

 

でもね、

だよねだよねと苦笑いしながら、

こうも思っているのです。

 

 

でも私たち、その動きを感じているよね、確かにって。

 

 

はい、アヤシイのです。

通常の理解のベースで言うと、アヤシイ、疑わしい世界なのです。

明らかに「現代科学(含む現代医学)」とは

不整合を起こすことがいっぱいある世界です。

 

 

オカルト、とバッサリ切り捨てられかねない。

 

 

ただし。

科学的でないから、ノー!

と言うのは、逆に「科学的な態度ではない」と思います、私は。

 

 

理屈がわからない、

でも確かに何かがある、という経験を有意に確認するならば

(気のせい、とか、たまたま、とか、思い込み、とかの可能性を

慎重に排除してもなおそこに明らかに現象があるならば)

 

 

「ここには何か私たちの知らないことが

あるのかもしれない」

 

 

と、謙虚になって、事実だけを辿って探求していくことが

真に科学的な態度、なのだと私は思うのです。

 

 

事実だけをたどる。

これがめっちゃ重要。

だってそれが「科学」なのです。

 

 

事実だけを辿っていくと、

それを科学で「説明」できなくても、

「科学的な手法で評価」することが出来ます。

 

 

難しいですよね、

次回ここをちゃんと説明します。

 

 

つづくのだ。

 

 

 

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