【ワークの変遷】終わりなき旅、笑

続きを書こうとすると色々起こってまた変遷する、
それがボディーワーカーというもの。

前回書いてから2ヶ月が経過しました。

もうそろそろまとめようかなーと
思っていたのですが
どんどん変わるというか
どんどん書くのが難しくなっていくので
細かいことははしょっておおまかな方向だけ。

思えばこの
おおまかな方向、
というのは変わらないのだけどね。

それは

からだのインテリジェンスに従う

これだけ。

専門職なので
いろいろな知識があったりテクニックがあったり
知覚の強みがあったり
それはそうなのですが
それを振りかざして一歩でも
インテリジェンスの前に出たら
ダメなんですわ。

一歩出そうになった瞬間にもう
体の計画の道筋など見失うのですわ。

この辺りの見守り方
その匙加減は
片山先生と田畑さんのWSに2回参加したことで
大きく領域が広がったと思います。

第一回の感想はちらりとこちらに。
12月の第二回の感想はまた改めて。

実際に施術をしている人の意識状態を
見せてもらえるのってすごいこと。

技術は何をやってるのか
さっぱりわからなかったけど、笑

「ではやってください」
「できるか！」

な世界ですけれど毎回。

アチューンメント、って
こういうことなんだろうなと思う。

その世界に触れることで
自分の中の何かの領域が
押し広げられる。

見ている世界の広さ
その眼差しの静けさに圧倒される。

今までわたしはプラクティショナーの役割を
ずいぶん勘違いしていたなと思う。

クライアントのシステムを常に主役にする、
その選択を
常に最上位に置く
その深さ。

結局がここが
これからも探求が続いていく領域なんだなと思います。

今までも「ブレス・オブ・ライフ」が
ワークをガイドするのだ、
という枠組みの中でやって来たけれど
そ、そんだけ？
っていう田畑さんの驚くべきちょびっとの触れ方。
（もう日本語が・・・笑）

でも間で見守っているスタンスの深さが
圧倒的。

いかに最小限の介入で
最大の変化を引き出すか。

と、言葉にするとこうなってしまうけれど
それは

今不完全だから
完全な方法にあてはめる

のではなくて

その人の力で
すでに起きている反応を
より楽な方向に
適切なタイミングまで
ちょっとだけ一緒に進んでいく

ということです。

それを見極めるのにものすごい勉強が
必要だわーこれからもー、いぇー（遠い目）。

わたくし、
この仕事でね
あんまり「人の役に立とう！

」とか
思っていないクチでして・・・

一つしかない体をいっときでも預けてくださるクライアントさんに
プロとして責任は負って
最大限の努力はしますが
それはアタリマエのことで
それ以上になにか
こういうことをやることで
人と人とが関わること
この宇宙に人が（たぶん）一人で存在していないことの
その真理みたいなものに
触れている感じがしています。

宇宙物理学を研究していた時より
ずっと
生きていることの実感と結びついている
なにか本質的なことに触れている
っていう感じがするのです。

ということで
これからも人のフィジカルな反応という
きわめてこの世的な動きを通して
もっと大きな世界にアクセスする、
そのことで体の限定も（その人が望めば）
解かれていくような
そんな探求を続けていきたいなと思っています。

具体的なことで言えば
ワークの技術的な中心はクラニオになりますが
よりクラニオワークが有効に機能できるような
個々の体にあった体の環境を
いろいろな技術の要素を使って創りだしながら
あくまでもすでにある身体の流れ、というのを
サポートしていきます。

もうね、体が一番カシコイ！

いかに余計なことせずに
その力のすべてを見守れるかってことです。

この一年。

技術は増えました。
施術の機会も増えました。

ワークの見た目はあんまりわからないと思います、爆

しかしながらそれは
本質的なことではなくて
自分のワークが一年前とだいぶ違うと思うそのポイントは
体のシステムがやっていることに対するリスペクトの深さ、
です。

これからもここをメインに深めていきます。

ん、何度も同じことを言っているだけだわ、笑

どうぞみなさま
今後も私の探求の行方を
あたたかく見守ってください