子育てで「やってはいけないこと」、とか。 | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

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ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。

2014-01-26 の記事です。
たくさんのシェアとイイねをありがとうございました。
今日NHKで、子育ての科学の番組を見て
乳児の子育ては卒業した私としては
なんだかいろいろ感慨深かったです。
ということで再アップ。


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長文の予感。


いつだったか、何かのコラムで
「子供がいるから○○出来ない」というのは
「子供が邪魔だ」と言っているのと一緒だ

とバッサリ切っている人がいて
ぶはっ!とお茶を吹きそうになりました。


同じか同じでないかは
この際議論しないことにして^^


これを読んでぐっさり来てしまう人もいるだろうなと思う。


わたしも一瞬、ぴく!となったもの。


ママ業の苦しいところは
(もしかしたらパパ業もなのかもしれないが)


「こんなことを思ってはいけない」



が多いところなのではないか、と思う。


「こどもが、じゃまだ」


こんなふうに思う自分を絶対に許せないだろう、たいてい。


子供がいるから、何々できない。
わたしもよく思うし、言ってるだろうし、それはたいてい事実だ。


ものすごく心を静かにして考えて、
じゃあわたしは、
こどもが邪魔だ
と思っているのだろうか?


心を静かにして
静かにして・・・
と思ってもなお
その可能性を考えただけで気持ちが波立って
それを冷静に検証できなくなる。



母親の責任が大きすぎる、
と思う。


以前も書いたことだけれど
子育てって、核家族でするもんじゃないよなー、と思う。


こどもが育っていくにあたって
一番こどもが要求するのって
「アテンション」(注意?とでも言うのかな。)
なのだ。


こどもが一人育っていくのに要求されるアテンションの量は
膨大。
質が低いと
さらに「量」が要求されるようになる。


昔のように、
おじいちゃんおばあちゃんがいて家族全体で見るとか
なんとなくいつも近所の人だとかが
うちに出入りしてるとか
町全体が見てるみたいな
そんな雰囲気は
ことに都市部にはない。


大人数がなんとなくアテンションをやりとりして
なんとなく全体が満たされている時代ではないのだよねもう。


昔は大人数でぐるぐるボールを回しとけばよかったのを
今は、ママとチビ子が、室内で高速ピンポンやってるみたいなもん。


社会の枠組みが変わり
ママの責任、が増えた。



「子育てで言ってはいけない5つの言葉」
だとか
「良い子が育つ家、キレる子が育つ家」
みたいなコラムとか本とか
やたらたくさんあります。


ものすごい脅迫的だなと思うんだけど、笑


たまに行くmixiとかで引用されてる
最後に「みなさんもこれを参考に子育てなさってみてくださいね」
とかってどうでもいい感じでまとめてある適当コラムとか
だれが参考になどするもんか!ママばーかばーか!と画面に言ってしまいます。



子育てって、そういうテクニカルなハックの積み重ねで
出来るもんじゃないのに
いちいちそういうのを見て
「わたし大丈夫かしら」
「やばい、やっちゃいけないことばっかりやってます」
「じゃあこうすればいいのか」
って不安になってしまう、それが大抵の母というもの、
ではないかな。(程度の差はあれ)


どうしても逃げられない人以外の人が
子育てを担わなくなった。


お父さんたちはたいてい仕事で忙しい。


必然的に母たちの責任が増える(2回目)。

ちなみにうちの夫は
ほんとによくやってくれる人です。
それでも比率で言えばわたしのほうが負っている率は
ふつうに高くなっちゃうわけで


そして「母が負うべき責任」に関する情報は多い。
(前述の、子育てでやってはいけないこと~だとか、うんぬんかんぬん)





話がそれました。




なにしろ
「こんなことを思ってはいけない」
と思うようなことを
思ってしまうそれが子育てというもの!

だろうとわたしは力強く言いたい。


わたしだけですかね、笑
そうですか。
そうであっても力強く言い続けたい。


どんなにひどいことを思ったとしても
それを思わなかったことにしてしまってはいけない、って。


こどもがいるから○○、出来ない・・
なんて思うのは、こどもが邪魔だって言ってるのと同じだよね!
じゃわたしそんなこと言わないでがんばる。



もうこれは・・・
「自分はこどもを邪魔だと思っているのかもしれないという不快な気持ち」
は経験せずにすむかもしれないけど
じゃあ何を生み出すかというと
何も生み出さないと思う。


こどもがいるから○○出来ない・・・
くやしいなあ、
なのかもしれないし
悲しくて泣いちゃう(;ー;)
のかもしれないし
アッタマクルー!
なのかもしれないし
っていうとたいてい許してもらえるよねてへぺろ
なのかもしれない。


そこで感じている自分の感じを
ちゃんと感じることはとても必要だ。
そうかわたしは、
悲しいのか、怒ってるのか、そう感じているのか今の自分は、と。
すごくすごく必要で大事なことだと思う。


そして感じたことに対する、価値判断はたぶんいらない。
そう思ったのだ、以上。
ただシンプルに受け止めることだ。




FBでオランダの教育法をシェアしてくれた友人がいました。


その中でオランダ人の先生が
「わたしが私自身であることが大事だ。
そうでなければ子どもと関わってはいけないと思う」
と言っていた。



私自身であること。


わたしはこれこそが
子育てで一番大事なことじゃないかと思っている。
リアルである、ということ。


ハックスで固めた
正しい母のアイデンティティーで与える「愛情」なんて
こどもがほんとに要求するものじゃないだろうなと思うのだ、
わたしはね。


ママたちは、
言ってはいけない言葉を言いまくっても
やっちゃいけないことやりまくっても
七転八倒しても
自分が思っていることから逃げずに味わうことだと思う。


結局はそれが
自己を受容すること、
自分を愛するっていうことの入り口で、
その醸しだすエネルギーが
最終的にはこどもが身体で受け取るものだと思うから。


ボディーワーカー的に言いますと
そのような自律神経系のバランスが
一番近くにいる存在に伝播すると、
まこんな情緒のない説明になります^^



こんなふうに思うなんてわたしは○○だ。


こんなことを
この3年半わたしも山ほど思ってきた。


まあでもあれですよ、
その山の割には
どんなに親が鬼でもダメでもすっとこどっこいでも
こどもはたいてい
(なぜか親よりしっかりと)
育ってゆくものです。(カミサマアリガトーヤァ


トラウマの1つや2つ植え付けることぐらい
たぶん生まれる前の契約書に書いてあって
サインして生まれてきてるはずです!


それでも、この親の子を経験したくて生まれてきたなら
思う存分「この親」を味わっていただけば良い。


どうですこの解釈!いいでしょう!笑


結局人生ですべきことはさ
うまくやることでも
正しくやることでも
間違えないことでもなくって
ただ自分であることを全うすることなんでしょうなあ。


そんな訳で
全国の母のミナサマ。


明日もしっかり自分の感じたことを
愛でてまいりましょう。


わたしはね、自分が死んだあと娘に
「わたしの母は
突き抜けてることは突き抜けてましたけど
なんていうかこう全体的にめちゃくちゃで
すっとこどっこいで空気が読めなくて
いろんなことが出来なくて家族に迷惑かけたし
私自身もひどい目にあいましたけど
なんだか一生懸命生きていました」
って言われたら、なんかそれでいい気がする・・・(だめ?笑)。





↓こちらは全て終了しております(2015.7.4)


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