そうだ、エッジなんだ。まきこさんとの往復書簡<番外編> | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。

まきこさんとの往復書簡を書こうとふとまきこさんのブログをみたら
更新されていて、
それを読んだら、
心のなかでだーーーーーっと涙が出た。
(目からは出てない)
なんだかとてつもない解放が起こった気がする。


これ→あたらしいことをはじめる

この5年は、子育ても、家事も、スタジオの事も、ヨガ指導についても、
大変な事が多くて混沌としてて、そこに留まってベストを尽くすので精一杯だった。

それが・・・2013年を迎え、正月に怪我した足首のためにもと、
ウォーキングをはじめた頃から、ああ、今の私はもうギリギリじゃないんだな、
エッジだった事がそうじゃなくなってきて、もっとエネルギーを高めるもの、
チャレンジするものを探してるんだなって思い始めた。

40代を迎えて、人生が折り返し地点に差し掛かるという思いもある。

今まで私は、苦しみや辛さ、不安や怒りを感じるからこそ、自分を見つめ、現実を知り、
何かをはじめる、ということが多かった。ふつうに、ネガティブな人間である。
それでも、素晴らしいことに、人生は豊かだったけれどね。

でも、今まで馴染みのなかった喜びや愉しみが最近増え始めている。
音楽を聴くと、目の前の景色が生き生きと輝くように見えるし、身体を動かせば、
中から力が湧いてくる。
自分の好きなことができるなんて!・・・ライフが戻って来たみたい(笑)



と、コピーした所で目からも出始めた(笑、泣きながら笑う人)



そうか、今私はエッジなんだ。



詳しくはこちら。クリパル・ジャパンのページより。
クリックエッジについて

ライトスペースさんのページより転載のエッジについて。

慣れ親しんだ安全なところにとどまることでもなく、限界以上に自分を追い込むことでもなく、
ちょうどその境界線上をエッジと呼びます。
何が自分にとってのエッジになるかは、能力や感じ方によってさまざまに異なります。
すぐに飽きてしまうようなところから自分を駆り立て、
しかし燃え尽きてしまう手前で留まるバランス感覚が重要です。
自分自身をエッジに持っていき、ぎりぎりの状態に居続けることで、
より濃密な体験を生み出します。
エッジは固定的なものではなく、日によって、また瞬間瞬間移り変わっていくものです。
一度エッジを見つけても、その変化を感じ取って
バランスをとり続けるように探っていくことで、新たな世界が広がっていきます。



そういうことだったんだ。


家事をやって2歳児を育て、自分の事業をやり、夫のお店の経営なども関わって。
楽しさをリソースにやって行けているけど、一言で言うとはっきり言ってとても大変。
元気さでごまかしているけど、基本いっぱいいっぱい。

セッションが終わって、
セミナーが終わって、
夜娘を寝かせて、
ふと何かが途切れたとき、
抜け殻のようになったり、
何か一つ噛み合なくなると、
もうだめだ!こんなにやれない!
と、すべてを投げたしたくなったり。

そんなことが実はある、のを隠している、つもり。
ややこしいな。
そしてばれてるだろうな。


こどもが、
もう少し大きくなったら楽になる、
もう少し大きくなったら、夫が娘を寝かせてくれる、
大好きな友達に会いに出かけることも出来るようになる、
またみんなの中に戻れる、
その頃には仕事ももっと落ち着いていて、
映画も見に行けるかも知れない、
ヨガだってちゃんと行けるだろう、
ゆっくりお風呂に入ることもごはんを食べることも出来るようになる、
おちゃを、ゆっくり飲む時間も持てるようになる。

あとちょっと、あとちょっと、もうすぐ、もうすぐ。
いまだってしあわせ、いまだってしあわせ。

常に常に自分に言い聞かせている。

先のことは分からない。
考えない、あえて。
どんどん時はすぎ、
どんどん子は、大きくなるから。



この感覚を私は知ってる。

エッジだ。



クリパルヨガをもっとやっていた時、
(今でも自分のプラクティスのベースはクリパルのことが多いけど)
スタジオでたくさんの印象的な時間があった。
中でもセッツバンダアサナを5分間キープする、というのをやった時のことを
今でも忘れられない。

先生からそのお題を聞いたとたん
「えー、あのアサナを5分?!」
とマインドが騒ぐ。

とりあえず始める。
だんだんあちこちがこわばってくる。
まだ1分?!あと4分もある。むり!
つらい!くるしい!
ギリギリの所でバランスをとり続ける。
ももがプルプルしてくる。
まだ3分もある。むりむり、私にはむり、もうだめだ。

そしてある瞬間。

「いま」だけになる。

先のことが無くなる。

今だけにいて、
ぴたっとバランスの取れた所にいると、
すべての苦しさがなくなって、
「いま」だけになる。
ただその感覚が、あるだけ。

予測で恐怖や苦痛を生み出すこともない。
ポーズが苦しい、出来ない、という
価値判断もない。
ただ、必要最低限の力の中で
静かにパランスを保っているその感覚があるだけ。




私は今、
腿をプルプルさせながら、
必死でバランスポイントを探しているところなんだ。
あの感覚。
とにかく今ある力で、瞬間瞬間を乗り越えて行くだけだ。


なんでいつもそんなに楽しそうなの?
なんでそんなにいろいろ出来ちゃうの、すごいね!

とか、よく言われるけど。

出来ちゃうけど全然楽ではないから!
全然楽勝ではないから。
常に必死だから!


もう、いいとか悪いとか言う世界ではない。
自分である以上、そういうやり方しか出来ないのだ。

自分のよさが全面に出ているときかなと思うときもあるし、
いや自分の悪い所が全面に出ているのだ今は、と思うこともある。
事実はなく、ただ解釈があるだけだから、
どちらも真実であり真実でないのだろう。


育児って、出産がずっと続いてるみたいなもんだな、と
昨日栫井 利依さんのFBでのつぶやきにコメントしていて思った。
強制的にめりめりと広げられて行く所が出産チック。
出ますよ、
そりゃ出ますけど、構造的には。
でもむりがありますよねかなり。
みたいなね。

なにか、忘れてはいけないようなものがそこにあるような気がして
VERYを毎月買うけれども、笑
読めないうちに次が出るけれども、
ファンタジーだろうがよ!と毒づきながら読んだりしますけれども。
(あんな優雅なカーチャンいるのかね。港北ニュータウンにはいないよ?)
でもその中に時々混ぜ込まれている、どろっとしたママたちの本音のつぶやきがしみて。


何を書いているのか分からなくなって来ましたけれども、笑。



とにかく、私は今、今までの人生とあらゆることが大分違うのだ。
いや、常に新しいやり方しか選択できない。

とりあえず前に進むことだ。
最適解を、探していられない。
産まれて2年ですべてが新しい人と一緒にいるということはそういうことだ。


この感覚はエッジだったんだ。


これ以上に腑に落ちる言葉は、この2年半で今までなかった。


エッジなんだ。


プルプルしながらバランスを探す。
今にいるしかない。


でも、
まだ1分しかってないの?!
って、もう思わない。
あと4分も耐えられないよきっと、
って、もう思わない。

少しずつ、
恐怖と力みを手放して、
瞬間的にフローに乗るときがある。

そこにいるしかない、
というのが、
ほかに選択肢がないからという追い込まれたあげくの唯一のあり方ではなくて、
そこにいるしかない、それでいい、
というリラックスを帯びた感じに近づいて来ている。

もうすぐだ。
きっともうすぐ。
産道をめりめりと押し開かれながら、
きっと私は何かをつかむ。




虹Bodywork Space Effleurage
ボディーワークスペース エフララージ
場所:横浜市都筑区
最寄り駅:横浜市営地下鉄センター南or仲町台(詳細はご予約時にお伝えいたします。)
完全予約制  9:30~17:00(不定休)
HPはこちら
 
 最新のご予約受付状況
 ▶ お申し込み・お問い合わせ
パソコンPCからiPhone携帯から

星こんなこともやっています
 宇宙塾イベント・ワークショップ一覧