キャリアコンサルタント試験対策
とうとう、禁断の・・・・・
学科試験対策について書こうと思います。しかも、対策本のレビューです
(他の投稿を読んでくださっている方なら、もうお分かりとおもいます、私の性格。毒を吐く人なんで すいません)
市販問題集のメジャーなものについて、私の個人的な感想をお話します。
個人的には対策しすぎた感があったので、そこまでやらなくても十分合格できるのでは、とも思いましたが、
せっかくですので、得た経験を皆様におすそ分けすることで、お役に立つことがあれば幸いです。
問題集が欲しいけどどれがいいかわからない、という方向けに書いていきます。
過去問は別途勉強するという前提です。
まず、時間がない方のために、これさえ押さえれば70点レベルまで効果的に近づける本としてNo1は、
「みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験」の原田さんの本です。
いまは第3版がでていますね。
何がいいかって、超重要まとめが各章に掲載されていて、そのあとに超重要問題として、適切か、適切でないか、いわゆる〇×の問題が並んでいて、かつ、その解答と理由が簡潔に記されていて、効率的に勉強できるんです。
赤シートもついてきますので、今すぐ必要な章からサクッと取り掛かれます。
問題のレベル的にも網羅している内容としても、非常にいい塩梅と思います。(他の問題集と比べて)
巻末に模擬問題があり、難易度もやや優しいものが入っていて、まず一冊、という方にはとてもいいです。
わたしはほかの問題集を何冊もやった後にこの本を購入したので、順番間違えた・・・・と後悔しました
・・・・というくらい、まずは一冊やってみよう、時間がないのでこれだけ、という方にお勧めします。
この本の後に、同じシリーズの総仕上げ問題集に取り組むのもおススメです。
こちらは、〇×ではなくて、本番と同じ4択問題形式での練習問題章別にまとめられています。
このシリーズのさらに素晴らしいのは、2冊とも、巻末に倫理綱領*と出題範囲表が入っている点です。
(*2024年1月1日付で改定されておりますので、ご注意ください)
無視して勉強している受験生(というか、気づいていない?)も多いでしょうから・・・・
前の投稿の通り、試験範囲を把握するという点は、私自身も大事と思っているので、非常に共感します。
学科試験は70点で合格ですが、70点ギリギリを狙うようでは博打感アリアリなので、できれば8割、8割5分くらいを目指した方が安心できるのでは、と思います。
その方が、同日の論述試験や後日のロープレ対策に時間を当てることができるのでは、と思います。
上の冊子をやった後に、過去問を解いて勉強されるのもいいかと思いますが、正答は公開されていても、4択問題の誤答の3択の説明は公開されていないので、自力で勉強するのは労力と時間がかかります。
もう一冊ほしい方、特に、解説が欲しいという方には、こちらの本をお勧めします。
こちらの本は、問題集とは言いながら、問題数は少ないですが、精選されていて、解説がほかの本よりダントツ多く、問題欄よりも多くページを割いているくらいで、素晴らしいです。
過去の第1回から17回の試験問題から問題が選ばれているようですので、「古すぎるじゃん」、と言う方もいるかもしれませんが、時事ネタや改定された法令以外の部分を無視して活用されるのがいいと思います。
無視、というか、同じネタで、現在はどう変わっているのか、また、法令基準日時点ではどうなのか、というように自分で調べてみるほうが役に立つのではと思われます。
追加の一冊で、もし、問題量を増やしたい方、そして、過去問の勉強にたくさん時間を費やせない人にはこちらをお勧めします。
この本は断然問題量が多いです。
問題形式は〇×で、そのあとに一行くらいの解説があります。
チェックボックスがついていて3つボックスがあるので、3周することを念頭に作られているのではと思われます。
(私は3周しました)
この本を何度も回せば、おそらく、過去問にある問題のほとんどをカバーしているくらいになるのでは、というのが体感です。
過去問の4択を一問一問にばらして、分野ごとに並べなおしているイメージです。
さらにこの本の各章の要点要約の部分がなかなかいい具合にまとまっていて、知識の整理にとてもよかったです。
少しやりにくい点としては、赤シート対応していないので、自分で厚紙か何かを用意するなりして、解答を隠しながらやる必要がある点です。
見開きの左ページが問題、右ページが正解と解説、という形式なので、右ページを隠しながら、ノートか紙に自分の解答をメモって、後で答え合わせ、みたいなイメージになります。
私は下敷き・・・・というか、下敷きについてきた厚紙のほうを活用しました。
より高得点を狙いたい方は、こちらの本もおススメ。
「国家資格キャリアコンサルタント学科試験 速習ポイント&模擬問題集」
模擬問題集、というか、問題集です。
他と違うのは、穴埋め問題形式の要点整理が左ページ、右には模擬問題と解答解説がついている、という形です。
穴埋め問題は結構幅広い範囲をカバーしていると思われ、これが全部正答できるようになる必要はないとは思いますが、用語を覚えたり、知識を固めるという部分では活用しがいがあると思われます。
解答は同じページの下に記載されているので、下から5センチ程度の部分を隠せば練習できますので、厚紙がなくても、手で隠したりという方法でも大丈夫かもです。
この本は日本マンパワーさんのサイトから購入できます。アマゾンにはないです。
毎年改定されているようですので、最新の傾向も考慮されていると想像されます。
ということで、メジャーな問題集だけを独断と偏見でレビューしてみました。
全部やる(やりすぎ?)と本番は余裕と思います。
過去問と合わせて、活用されてみてはと思います