みなさんおはようございます菊澤多門です。


「なんだかんだ言っても
やっぱりカネだよね」

「世の中カネがすべてだね」

「カネで買えないものなんて無いよ」


こうした言葉を聞いたことが無い人は

多分おられないことでしょう。


しかしこのような言葉は

そもそも昔から日本人が

発していた言葉なのでしょうか?


今日は
日本人は何の為に働くのか?

をテーマにお話を
聞いていただきたいと思います。

結論から言えば

日本人はおそらく世界で唯一

金以外のもので働く民族なのです。

竹田恒泰 先生によれば、

ひよこのオスとメスを区別する仕事は

日本人でなければ出来ないのだそうです。


つまり日本人の検品技術は世界一で、

中国企業が日本に工場を作る理由は

一見、日本の人件費は高くても

検品ミスが極端に少ない上に

納期の遅れや不正もなく、

結果的には日本での製造の方が

安くつくのだそうです。


働く日本人にとって

時給や日給、月給、年収は

もちろん高いのがいいでしょうが

何のために働いているのか?

と聞かれれば、

お客さんの笑顔を見たいから
上司と約束したから
自分が納得できる仕事をしたいから

などなど。つまり、

「世のため人のため」なのです。


また、杉村太蔵 氏は

歯科医の息子として生まれ

血縁には医師や弁護士ばかりに囲まれた

恵まれた環境で育ったけれど

父上に

「働かないのなら死ね」

と言われたのだそうです。

そして奮起した太蔵氏は清掃員になり

その後、国会議員になるのですが

父上は働くことで得る金銭よりも

「世のため人のため」に価値を置いて

おられたからなのかもしれません。

氏のお話には印象深いものがありました。
何処で働いてもすぐに辞めてしまう女性が

最終的にスーパーの

レジの店員をしたそうで、

ある事がきっかけとなって手元を見ずに

レジのボタン操作をするようになり

その間、お客さんの顔を見ながら

接客をするようになったとのこと。


そして女性はお客さんとの僅かな

コミュニケーションを

喜ぶようになったのだそうです。


すると他のレジは空いているのに

女性のレジにはお客さんの

列が出来るようになって

店長がお客さんに

空いてる他のレジを勧めても

「この人のレジがいいから待つよ」

「この人の顔を見たいから
私はここへ買い物をしに来ているんだ」

という意味の返事が

口々に返ってきたとのこと。


そして女性は今、その某企業で

管理職をなさっておられるそうです。


このような事例からも

日本人が何の為に働くのかが

見えてくるように思います。

少なくともカネの為に働く人は

日本ではそれなりの評価しかされず

世のため人のために働く人こそ

真の評価を受けて幸せになれるように

なっているのかもしれません。


戦後、当時のソ連は家庭に帰ることが

ポツダム宣言で約束されているはずの

元日本兵を無理矢理に57万人以上も集めて

強制労働をさせました。


極寒の中、

死者を多数出しながら元日本兵が建てた

ナヴォイ劇場という建物は、

その後の大地震にも耐えて

無傷だったと伝えられています。


この建物を建てた際、元日本兵は

仲間内で激論を交わし、

時には喧嘩までしながらも

どうすれば良いものを建てられるのか

真剣に取り組んだのだそうです。


もう戦争は終わっていて

本来なら、家族の待つ家に

帰ることができるのに

無理矢理に劣悪な環境で

強制労働させられて、

もちろん賃金どころか

食料や衣類、休憩さえも

まともに与えられないのに

どうすれば良いものを建てられるのかを

各々が自発的に考えたのです。


もちろん例外はあるでしょうが

おしなべて日本人は

お金の為に働くのではなく

「世のため人のため」に働く。


それは名も無い先人たちが命がけで

異国の地に示して下さった

日本人の誇りに違いありません。