皆さんおはようございます、菊澤多門です。

私は毎日、自分を振り返ります。

真心に反する点はなかったか

言行不一致な点はなかったか

精神力は十分であったか

十分に努力したか

最後まで十分に取り組んだか


それは、これら5つです。
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                              (義兄より頂いた色紙)

これを五省(ごせい)と言います。

考えてみたところ、どうか。

今日は自分を褒めてあげられると思う日でも、
必ずどれかの項目でケチが付くのです。

これらは、
私にはとてもハードルが高いのですが、

海軍兵学校で学んだ先達にとっては初歩的な、
基本だったようです。

日本軍は陸軍も海軍も、びっくりするほどに
強く、優しく、謙虚だったようです。
五省は、海軍の、それは何故か?
という根拠の1つに数えられるものです。

正直、五省を見て、自信を持って頷ける日はありませんでした。

きちんと考えてみたら、反省の多い日ばかりです。

しかし、五省を知らなかった時に比べると、
明らかに目標の打ち上げ角度が変わりました。

知らない時の自分が目の前に居たら、
すぐさま教えてあげたいと思います。

心の位置も、変化した実感があります。

及ばずながらも、
五省を意識するようになってから
折り目正しく、健全で、人に優しく、真面目な時間を過ごすことが多くなったように思います。

どうか皆さんにも五省が、なんらかの役に立ちますように。

当時の日本軍人を知る台湾人女性の声(約5分)