ポピュラー音楽のリマインダー/KC&ザ・サンシャイン・バンド | マスメディア報道のメソドロジー

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ソウル・ミュージックを代表する最高にファンキー(コテコテ)なプレイヤーと言えば、KC & ザ・サンシャイン・バンド KC & The Sunshine Bandです。リーダーの白人ミュージシャンのハリー・ウェイン・ケイシーが、黒人の魂を強く感じるめちゃくちゃコテコテなダンス・ミュージックを展開します。私が思うに、非黒人のブラック・ミュージック愛好家の情熱は半端なく、ブルーノートの白人プロデューサーのアルフレッド・ライオンが大成功したのも、そのためであると考えます。

彼らの音楽の中で、何よりも最高な曲は、彼らの代名詞であるばかりでなく、ソウル・ミュージックの代表曲とも言える"That's the Way (I like It)"です。

That's the Way (I like It)


女性コーラスの最高にブルーなイントロ、無駄な振り付けが最高(笑)で小気味よいフレーズを見事にビートに当てるホーン・セクション、安定したドラムスの16ビート、そしてケイシーとコーラスによる"That's the Way, uh-huh uh-huh"のファンキーなフレーズのリフレイン(繰り返し)は、完成度がめちゃくちゃ高いと思います。



ホーンセクションの動きはホントにムダですけど、いい味出してますね(笑)

なお、"That's the Way, uh-huh uh-huh, I like it, uh-huh uh-huh"という歌詞はかなりrisqueな意味を持っているので、外国人の前で意味もなく口ずさむのは危険です(笑)

他のヒット曲も大体似たようなご機嫌なソウル・ミュージックで構成されます

Get down tonight


I'm Your Boogie Man


Shake Your Booty


Keep It Comin' Love


Boogie Shoes




さて、ちょうど"That's the Way"が大ヒットしていた頃に、大ヒットしていた曲にSilver Conventionの"Fly, Robin, Fly"があります。この曲のメイン・フレーズも最高にソウルフルです。



どことなく"That's the Way"のリフレインの応酬と似ていて、"Fly, Robin, Fly, Up Up to the SKY"だけの歌詞と全く工夫が感じられない同じの振り付けのファンキーさがたまりません(笑)

そして、"That's the Way"からヒントを得たというこの曲もファンキーですね(笑)



ソウル・ミュージックはコテコテでないとね(笑)