その好き嫌いは要注意、がんにかかった人に共通する「食生活」とは? | 自分らしく生きるには「水」になれ!

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生活習慣病は「前がん状態」。

 

 

がんは悪い生活習慣の積み重ねによる自分自身の産物、言わば「生活習慣病の成れの果てであると、からすま和田クリニック院長・京都大学名誉教授の和田洋巳医師は言います。(以下、和田洋巳医師の書籍)

 

 

「がんは遺伝子に傷がつくことで発症する」と言われる遺伝子異常説は「なぜ遺伝子の発現異常が起こるのか」を説明しておらず、因果関係が逆(結果を原因と見なしている)となっています。

 

 

つまり、現在色々言われているがん発症の原因はたくさんある要素の一つに過ぎず、もう少し根本的な原因に迫らない限り、がんは減らないということです。

 

 

もちろん、タバコやアルコールなどの刺激物は、原因として大きな比率を占めることは言うまでもありません。

 

 

さて、今回の核心である「がん患者の食生活」には以下のような共通点が認められたとのことです。

〈男性の場合〉
・肉好き
・野菜嫌い
・多飲酒
・飲酒後の下痢や軟便
・喫煙の習慣

〈女性の場合〉
・甘いもの好き(とくに生クリームやチーズの多いケーキ類などの洋菓子)
・便秘や便秘気味
・(最近の傾向として)飲酒や喫煙の習慣

 

 

このうち、なぜ「肉好き」「野菜嫌い」「甘いもの好き」などの食生活が悪い食生活に該当するのかを一言で言えば、このような食生活が前がん状態にあたる「慢性炎症状態」を引き起こし、かつ、発生したがん細胞の好む体内環境を作り出してしまうからです。

 

 

腸内細菌叢、いわゆる腸内フローラが乱れるとがんにかかりやすくなるという注目すべき知見が数多く報告されており、腸内細菌叢の乱れによる女性の便通の不調はも無視できません。

 

 

当たり前ですが、私たちの体は食事によって作られています。「がんは悪い食生活に起因する慢性炎症を引き金とする代謝異常である」とするならば、悪い食生活ががん発生の根本原因であることは当然と言えます。

 

 

以下、原典です。

その好き嫌いは要注意、がんにかかった人に共通する「食生活」とは