何かを持つということは、それを失うということ。
「諸行無常」とも言えます。
つまり、持たなければ失うこともないということです。もっと言うと、気が楽ということですね。
これが「断捨離」の神髄です。
人は誰でも体一つで生まれてきて、体一つで死んでいきます。あの世に持って行ける「物」は何一つありません。
でも、持っていないからといって悲観することはありません。死ぬ時は、ビル・ゲイツだろうが、ジェフ・ベゾスだろうが関係ありません。まったく平等です。
持っていないあなたは、持っていない気楽さをエンジョイして下さい。
持っているあなたは、持っている喜びと、失う恐怖を上手くバランスして下さい。
結局のところ、どちらがいいとは言えないのが世の中の面白さです。
決めるのは私たち自身なのですから。