会社の同僚が製造業は環境破壊の原因になっていると悩んでいました。
しかし、それはまぎれも無い事実。破壊した環境を元に戻す環境保全費を上乗せしたら価格は何倍にもなります。
でも、真に永続可能な社会を実現するなら行うべきです。
かくいう僕もそのことで悩み、何度も会社を辞めようと思いました。気持ちは痛いほど良く分かります。
このままでは自分の中で折り合いがつかず、下手をすると自分で自分を苦しめることになります。最悪は自我が崩壊します。
良心の呵責と言えば聞こえはいいが、そんなに生易しいものじゃない。
相手は地球そのもの。大げさかもしれない。でも、自分たちの子供、人類の生存に関わる問題。考えても仕方ないと割り切ることもできます。
ある意味それも自分を守るためには必要かもしれないし、正しいのかもしれない。
ただ、気付いたのに何もしないのもまた正しくない。それこそ絶対悪になってしまう。
確かに、個人が抱えるにしてはあまりにも大きすぎる問題です。僕も何年も悩み続けました。
最終的に出した結論は、自分のできることをできる範囲でやる、というとても当たり前なものでした。
生活をシンプルにし、情報を収集し、周りに伝える。
とても気が楽になりました。ホメオパシーを学んだのも、初めは自分を救うことでした。
でも、次第に多くの病気の原因になっている様々なストレス、環境汚染、社会毒に苦しんでいる人をなんとかしたいという気持ちに変わって行きました。
もちろん、宣言するならまずは自分から。
やっと自分の中で自我のバランスがとれた瞬間でした。だから、良い悪いは別としてまだ会社に勤めていられます。苦笑
結果的に正しかったかどうかは、もう少し後になってからでないと分かりません。今はおかれた状況の中でベストを尽くすのみです。
正解は一つじゃないし、自分の真剣に行った選択はいつも正しいと信じています。