人体神秘の巨大ネットワーク第 5 集徹底解剖!ひらめく“脳”の秘密。 | カズちゃんのブログ

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4つの不治の病(不整脈等)に冒されても、それに屈せず、今を明るく生きるカズちゃんの生きる源、そして進化し続ける事を忘れない。大切なのは希望と信念と勇気。そして志と誇りです。

人体神秘の巨大ネットワーク第 5 集徹底解剖!ひらめく“脳”の秘密。アルツハイマー病や認知症新治療法にも言及しています。コンピューターには真似できない「ひらめき」を生む人間の脳。その驚くべきネットワークの全容がついに解明され始めた。ある臓器から脳に伝えられる“メッセージ”の解明が認知症の治療にも活かされようとしている。#ひらめき#脳




脳1

脳2
コンピューターには真似できない「ひらめき」を生む、人間の脳。その驚くべきネットワークの全容がついに解明され始めた。さらに、ある臓器から脳に伝えられる“メッセージ”の解明が、認知症の治療にも活かされようとしている。
ひらめき
又吉直樹

たわし

ひらめきの正体

突然ひらめき

認知症と新戦略

アルツハイマー病の治療

脳は凄かった

脳3

脳4

脳5
白子

又吉の脳は普通の人の3割増し

縁上回という言葉を司る
フカヒレ?ひとつひとつの細い繊維は神経細胞です。

命や健康を支えている

何も考えない時 ひらめいた時

90歳近くまで細胞は生まれている

画像は以上で割愛させて頂きます。以下関連情報を掲載していきます。
■脳
1000億以上もの神経細胞がつながり、高度な知性を生み出す臓器。その神経ネットワークは、一生を通じて変化し続けている。「人体の司令塔」ともいわれてきたが、実はさまざまな臓器と対等にやりとりしながら、人体の働きを調整していることがわかってきている。

■”脳”すごいぞ!ひらめきと記憶の正体
■世界初!脳の中を行きかう電気信号を丸裸に!
私たちの脳には1000億の神経細胞があると言われ、それぞれの細胞が電気信号をやりとりすることで情報を伝え合っています。番組では、脳の中を行きかう電気信号の様子を、世界で初めて、超精細CGで再現することに成功しました。(詳しくは、「ついに見えた!脳に広がる神経細胞のネットワーク」を参照)
でも、脳はただ単純に電気信号をやり取りするだけではありません。神経細胞と神経細胞との間には、ほんのわずかに小さなすき間があり、その間は電気ではなく「メッセージ物質」が飛び交って情報を伝えているのです。
CG 神経細胞と神経細胞とが情報をやり取りする「シナプス」。わずかなすき間が空いている
脳の中を飛び交うメッセージ物質の中でもっとも多くの数を占めるのが、「電気を発生させて」というメッセージを次の細胞に伝える「グルタミン酸」。このメッセージ物質があるおかげで、電気信号は細胞から細胞へ次々とリレーされていきます。そしてこの電気の伝わり方にさまざまなバリエーションを生み出すため、数十から100種類ものメッセージ物質が脳の中を飛び交っていることも分かってきました。たとえば、「一斉に電気を発生させるぞ」というメッセージを伝える「ドーパミン」。素敵な人をみてテンションが上がったりしたときに出されるこの物質ですが、これが脳内にばらまかれると、電気信号の伝わり方が活発になり、神経細胞は一気に活性化していきます。メッセージ物質のさじ加減ひとつで、電気信号の伝わり方に無数とも言えるバリエーションが生まれてくる。常に揺らいでいるその不安定さこそが、時に想像すらしない「ひらめき」を生み出す原動力になると考えられています。
■芥川賞作家・又吉直樹さんの脳に「ひらめき」の秘密を探る!
そんな「ひらめき」の秘密を探るため今回ご協力いただいたのは、お笑い芸人で芥川賞作家でもある、又吉直樹さん。日々新たな発想を生み出し、人々を楽しませ続ける又吉さんの脳を観察すれば、「ひらめき」の謎を探るヒントが得られるのではないか?と考えたのです。そこで、京都大学脳機能総合研究センターにご協力いただき、世界最高性能のMRIという装置を使って、又吉さんが「ひらめいた」と思った時の脳の状態を調べてみました。その時の又吉さんの脳は、広い領域が一斉に活動している状態になっていました。

実は誰でもそれと同じような脳の状態に近づける、意外な方法があるというのです。それは、「ぼーっと」すること。
「ぼーっと」している時、私たちの脳は決して活動をやめているわけではなく、脳の広い領域が活性化している「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ばれる不思議な状態にあることが分かってきています。このネットワークが、無意識のうちに私たちの脳の中に散らばる「記憶の断片」をつなぎ合わせ、時に思わぬ「ひらめき」を生み出していくのではないか、と今大注目されているのです。

CG 又吉さんの脳から検出された「デフォルト・モード・ネットワーク」
■私たちの記憶力のカギを握る、謎の器官「歯状回」
さらに番組では、「ひらめき」を生む上で重要となる「記憶」の秘密にも迫りました。私たちの記憶は、脳の奥深くにある「海馬」という器官で生み出され、やがてそれが脳の表面に広がる「大脳皮質」に移され、生涯にわたって蓄えられていくと考えられています。記憶を生み出す肝心要の「海馬」で、近年、脳科学の常識を覆す大発見がありました。脳の中でごくごく例外的に、神経細胞が新しく生まれ続けていることが分かったのです。それは「海馬」の入り口にある「歯状回」と呼ばれる場所で起きていました。ここで神経細胞が新たに生まれ続けていることで、私たちは新しい記憶を次々と作り出していけるのではないかと考えられるようになってきています。
CG 海馬の中にある歯状回の神経細胞。
さらに最新の研究では、この歯状回で新たに生まれる神経細胞の成長を、体のある臓器から届けられるメッセージ物質が後押ししているのではないかと考えられています。そのひとつが、私たちが物を食べたりした時に「すい臓」から出される「インスリン」。サウスカロライナ大学のローレンス・リーガン教授によれば、インスリンが届いている時と届いていない時とで神経細胞の成長を比べたところ、届いていない時には細胞の成長が格段に落ちると言います。
体の中を行きかうメッセージ物質の影響を大きく受けながら、私たちの脳は働いている。そんな脳の姿が、いま明らかになりつつあります。

■「究極のネットワーク臓器」脳の解明が、認知症治療につながる
体の臓器と密接につながりながら、同時に、それ自身で独立した「ネットワーク臓器」となっている。脳をそう捉えることで、私たちを悩ませる深刻な病を克服する道筋が見え始めています。その病とは、認知症です。
認知症は、一説によればアミロイドβと呼ばれる有害なたんぱく質が脳の中にたまることで、神経細胞のネットワークが侵され、発症すると考えられています。このアミロイドβを分解する薬を脳に送り込むことで病気の進行を止めようという試みが始まっているのですが、その時にカギとなるのが、すい臓から脳に届いていた「インスリン」です。
アミロイドβの分解薬はとても大きいため、点滴で血液の中に送り込んでも、普通の方法では脳の血管の壁をすり抜けて薬を神経細胞へと届けることはできません。しかし、同じく巨大な物質である「インスリン」は脳の血管の壁をすり抜けることができます。そのメカニズムを解明し、アミロイドβ分解役を脳へ送り込むのに応用しようというプロジェクトが始まっています。
CG 薬がカプセルに包まれて血管の壁を通過していく
さらにインスリンが脳の血管をすり抜けるメカニズムを応用して作られた、「ハーラー病」という脳の病気の薬の治験が、ブラジルのポルトアレグレという街で3年前から行われ、大きな成果をあげ始めています。体の臓器と密接につながりながらも、その内部に高度なネットワークを築き上げてきた、「究極のネットワーク臓器」としての脳の姿が、番組を通して浮かび上がってきています。

■アルツハイマー病、血液で判定治療薬開発に期待 。血液でアルツハイマー病の診断が可能に!11月のAMED発表会で関係者があまりの素晴らしい診断性能に衝撃を受けた国立長寿医療研究センターの柳澤勝彦所長を中心とする研究グループの成果がNatureに掲載された。#アルツハイマー
国立長寿医療研究センターと島津製作所などの研究グループは、微量の血液からアルツハイマー病の発症に影響するとされるタンパク質などを計測し、アルツハイマーにつながる病変の有無を早期に高精度で判定できる技術を開発した。31日付のネイチャーオンラインに発表した。血液からの検出法の確立は世界初で、アルツハイマー病の鑑別や治療薬開発などに役立つと期待される。
 アルツハイマー病は、発症する20~30年前から脳内に異常タンパク「アミロイドベータ」がたまり始めることが知られている。蓄積の有無を確かめるには、脳脊髄液を採取するか、高額な検査を受ける必要がある。
 グループは、アルツハイマーの原因物質とされるアミロイドが脳にたまり始めると血液中に流れ出なくなり、血中に流れるその他2種類のアミロイドとの量に差が出ることに着目。この比率を計測し、脳内蓄積の有無を判定する検出法を編み出した。結果を検査で確認すると、アミロイドの蓄積がある人を9割以上の精度でとらえられていた。
 アミロイドの蓄積がある人が必ずアルツハイマー病を発症するわけではないが、この検出法は治療薬や予防薬の開発に必要な発症リスクがある人を安価で早期に抽出できるほか、認知症の患者がアルツハイマー型かどうかの鑑別にも役立つ。島津製作所の田中耕一シニアフェローは「世界の健康長寿に貢献できるチャンスだ」と話している。
■記憶力アップのカギ!?海馬で起きている"大事件"・神経細胞の生まれ変わり。
私たちの脳には1000億ほどの神経細胞があると言われていますが、実はこの神経細胞に関して、1世紀近くにわたって脳科学の世界を支配してきたひとつの独断的な説「ドグマ」がありました。そのドグマとは・・・。
■「おとなの脳では、新たな神経細胞は決して生まれない」
このドグマの発端となったのは、近代脳科学の礎を築き上げた「巨人」、ラモン・カハール(1852-1934・1906年にノーベル医学・生理学賞を受賞)。人間の脳をくまなく調べたカハールは、細胞が常に生まれ続けている他の臓器と違い、脳では生まれたばかりの未発達な神経細胞がまったく見当たらないことからこのように考え、それが絶対的な「ドグマ」として受け継がれてきたとされます。
■海馬の歯状回という場所で新たな記憶がつくられる。
ところがちょうど20年前、このドグマを真っ向から否定する研究が現れました。脳の中にはごく例外的に神経細胞が生まれ続けている場所がある、というのです。その研究成果を論文に発表し世界に衝撃を与えたのは、アメリカ・サンディエゴにある「ソーク研究所」のフレッド・ゲージさん。彼が生まれたばかりの細胞を見つけたのは、脳の「海馬」と呼ばれる器官の中にある「歯状回」という、それまでほとんど注目されたことのない場所でした。
CG 右は海馬の断面。青く光っているのが歯状回の細胞、紫色がその他の海馬の細胞
私たちの脳の左右にひとつずつある「海馬」は、「記憶」を作り出している場所として知られています。大人の脳で細胞が新たに生まれている事実が見つかった「歯状回」は、海馬の入り口に位置していて、海馬へとやって来た電気信号を最初に受け取って海馬の中へと送る役割を果たしている場所です。歯状回を介して海馬内に神経細胞のルートが生まれ、それが新しい記憶そのものとなっていくと考えられています。なぜこの歯状回では例外的に神経細胞が生まれ続けているのか、ゲージさんの発見を機に「歯状回」についての研究がさらに進み、結果、私たちの記憶の謎が次第に明らかにされてきています。
現在の脳科学では、歯状回で新しく生まれる細胞の役割は「細かな違いを見分け、これを記憶すること」にある、というのが有力な仮説となっています。UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)准教授のメイゼン・キアベックさんは、人間と同じく歯状回で新しい細胞が生まれ続けているマウスの脳を観察することで、そのメカニズムを探り続けています。
記憶のメカニズムを研究しているメイゼン・キアベック准教授
「マウスの歯状回で新しく生まれる神経細胞は、周りの環境のささいな変化、例えばそれまでいた場所とはほんのちょっと違う場所に来た時に敏感に反応することが分かっています。さらに特殊な方法を使って新しく生まれた神経細胞の働きを阻害すると、そのマウスを新しい場所に移動させても、それまでの環境との違いを区別できなくなるのです。人間でも同じことが言えると私は考えています。駐車場に車を停めた時、いったいどこに停めたのか、私たちは正確に覚えていられます。いつも利用している駐車場で、いつもとは微妙に違う場所に車を停めた時でも、私たちがそのささいな違いを認識し、記憶することができるのは、歯状回の細胞のお陰であると考えられるのです。」
■五感とともにつくられる記憶。
細かな違いを見分けて、それを記憶する。歯状回が働くのは、目から入ってくる「視覚情報」に対してだけではないと語るのは、UCI(カリフォルニア大学アーバイン校)教授のマイケル・ヤッサさんです。人間の脳の歯状回がどのような時に反応するのかMRIを使って調べてきたヤッサさんは、「視覚」に加えて「聴覚」・「嗅覚」・「触覚」・「味覚」など、五感を通して私たちの脳に入ってくる情報に歯状回は反応すると考えています。
どのようなときに海馬の歯状回が反応するのかを研究しているマイケル・ヤッサ教授
「私はこのコーヒーメーカーを使って1日に何度もエスプレッソを作ります。今日は皆さんがおみやげに持ってきてくれたこの豆を試してみることにしましょう。コーヒーを飲むという行為は、歯状回で生まれる新しい細胞なしには楽しめません。なぜなら、見た目だけでなく、におい、味など様々な要素が混ざり合っているからです。歯状回で新たに生まれる細胞がそのわずかな違いを敏感に探知してくれるお陰で、私たちはエスプレッソを1杯飲むたびに、以前に飲んだ1杯との違いを細かく記憶できるのです。」
■記憶力アップのために、刺激ある生活を送るには?
歯状回で神経細胞が新しく生まれ続けているからこそ、私たちは日々のさまざまな経験をこと細かに記憶していける。マウスを使った実験からは、歯状回で神経細胞の生まれ変わりを盛んにするには、運動をすることに加え、たくさんの刺激がある環境にいることが重要だということも明らかになってきています。ヤッサさんと共に歯状回の働きを調べているUCI(カリフォルニア大学アーバイン校)教授のクレイグ・スタークさんは、「たくさんの刺激のある環境」を作り出すために、ちょっと意外なものが活用できるのではと考えています。
記憶する力を向上させるためにテレビゲームが役に立つと語るクレイグ・スターク教授
「刺激がある環境に身を置くために私たちは何ができるでしょうか。『みんな世界中を旅するべきだよ!』とあなたは言うかもしれません。それも良いでしょうけど、実際には数カ月ごとに世界旅行に出かける経済力をみんなが持っているわけではありません。でも現代には、それを実現してくれる便利なものがあります。それは「テレビゲーム」です。
こうしたゲームには驚くほど豊かな世界が用意されています。細やかなところまで作られており、魅力的です。才能あるアーティストやエンジニアが集まって、何百万ドルも投じて作り上げられたゲームの中にはすばらしい経験が準備されています。私たちは普段ゲームをやらない被験者たちを対象に、ゲームをやる場合とやらない場合とで、細かい違いを見分けて記憶する力がどのように変化するかを調べました。その結果、未知の世界を探検したりするゲームをやった被験者では、記憶力が向上する、という結果が出てきたのです」

<以下は関連リンクの紹介となります。>
■認知症の初期症状とは?早期発見のためのチェック。

■記憶力低下などの症状がみられる軽度認知障害とは

<人体シリーズ過去の分。>
❣️シリーズ人体 nhk 神秘の巨大ネットワークプロローグ「人体観」を覆す、巨大なパラダイムシフト 医学の世界で、このいわば「臓器同士の会話」を知ることで、いま医療の世界に大革命が起きている。動画付 #医療 http://ameblo.jp/kazuchan2008/entry-12316544476.html


❣️シリーズ「人体」第1集の主役は「腎臓」だ。寿命のカギは腎臓です。医療が激変。「尿をつくる臓器」として知られているが、その最も重要な役割は、「血液の成分調整」だ。動画付き#医療 http://ameblo.jp/kazuchan2008/entry-12316550747.html

❣️シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク第2集 驚きのパワー!“脂肪と筋肉”が命を守る 脂肪が欲望を操り。筋肉が記憶を向上。糖尿病・メタボを撃退!動画付き!#健康 http://ameblo.jp/kazuchan2008/entry-12325924343.html

❣️人体神秘の巨大ネットワーク ❣️第 3 集“骨”が出す!最高の若返り物質。「骨細胞の動く姿」を初公開!!私たちの骨の中にいる細胞たちのミクロの世界を鮮烈なCGで映像化!(49分)#健康 #人体 #骨 https://ameblo.jp/kazuchan2008/entry-12342788574.html

❣️人体神秘の巨大ネットワーク第 4 集万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった❣️花粉症に食物アレルギー。現代人に広がる悩ましいアレルギーを根本解決するカギがあなたの腸と無数の腸内細菌との間で交わされる“会話”にあることがわかってきた。#腸#免疫#健康 # 人体#免疫力 https://ameblo.jp/kazuchan2008/entry-12344870776.html


次回の人体シリーズの放送予定。
第6集生命誕生:あなたを生んだミクロの会話。2018年3月18日21時から約50分の予定です。


いつも読んで頂いてありがとう御座います。