こんにちは。
37年間の公務員生活から一転、好きなことで起業!!
苦手をできるかも?に変える初心者向け洋裁教室を和泉市で運営。
アラフィフ世代のごきげんな女性を増やす
大阪着物リメイクアーティストの藤原計子です。
自己紹介は→こちらから
今日もお読みいただきありがとうございます。
暑つすぎて動きたくない!!笑
朝からついボヤいてしまいたくなる程
とにかく暑い
連日、溶けるような暑さが続きますね。
お友達が庭のひまわりの世話をするのに、
小一時間くらい庭に出ていたら、ふらふらとして熱中症になりかけたそうです。
慌てて、クーラーの部屋で麦茶を飲んで涼んだらしいのですが、
本当にちょっとした油断が倒れてしまうきっかけになりますよね。
みなさまもご注意くださいね。
さて、旅行に行く前にご注文を受けていたサルエルパンツですが、
帰ってきてから製作しておりまして、
昨日仕上がりました。
ご依頼者様にも画像を送って、確認していただいております。
これ、元はと言えば、
もう必要なくなった喪服なんですね。
それを、サルエルパンツにしてもらいたいというご依頼でした。
そして、いつも着用されている、
サルエルパンツの形が気に入っているので、
その形にしてもらいたいというご要望がありましたので、
お客様のサンプルをお借りし、そのような形に仕上げました。
お客様曰く、
「この形が一番細く見える。」のだそうです
サルエルパンツもいろんな形がありますが、
やっぱりお好みの形って、人それぞれのこだわりがありますよね。
だからこそのオーダーメイドなのです。
あなたの希望にそって、
好きな形に、好きなように作れます♡
私もサンプルでサルエルパンツを作って持参していましたが、
お好みではなさそうだったので、お出ししませんでした。
サンプルでいただいたのは、東南アジア系で作られたサルエルパンツで、
大きな生地を上手く使って作られていましたが、
お着物となると、巾が36㎝くらいしかなく、
つなぎ合わさないといけないこと、
そして、喪服ですので家紋が隠れるように、
生地をとらないといけないなぁ…と
つなぎ合わせを工夫しました。
型紙をパズルのように動かせて頭の体操!!
うん、これで裁断しても大丈夫ということを確認してから裁断しました。
大切なお着物なので、裁断にはとても気を使います。
なにせ、\世界で1つだけ/のものを作るわけですから…
そのお着物は一期一会なのです。
だからこそ、お客様にとっても大切なものなので、
私自身も慎重に扱わせていただかないといけません✂️
ドキドキする一瞬ですね。
つなぎ合わせ方のシュミレーションもできて、
裁断できたら、あとは、縫っていくだけ。
裁断が一番緊張するところです。
そして、漆黒の絹のサルエルパンツが仕上がりました。
家紋はちゃんと縫い代に隠れています。
だから、このサルエルパンツが、
元は喪服だったなんて、誰にもわからない1着なんです
これまでも黒シリーズで、
日傘・ベスト・バッグと、いろいろ作ってきましたが
サルエルパンツも作れることがわかりました。
お客様からいただいたアイデアですよね。
こんな風に、
もう使えないと思っているお着物でも、
形を変えて、いろんなものに生まれ変わらせることができる。
このこと自体が楽しくて仕方ないのです。
思い込みの枠を外す
このことが凄く大事ですね。
私たちは、いつの間にか思い込みの枠の中で生きています。
その思い込みは制限となり…
いつしか自分の可能性すら無くていく。
私たちは、もっともっと出来る事がある!
だから、思い込みという名の枠を、
それをちょっと外してあげることで、
とても自由に縛りなく、たくさん活用できるんだということを、
着物リメイクはいつも見せてくれるので、
私の頭の体操は、リメイクがある限りどこまでも続くというものです。
今日も素敵な1日を