自由帳の様な | 高橋和正 油彩

高橋和正 油彩

制作日記、展覧会案内等

 

 

 

 

自由帳の様なものもありました。



スケッチブックに描き溜めていくというのがあまり性に合うタイプではなかったのと気軽さもあり、都度コピー用紙に描いていたのですが、だいぶ気の赴くままにな展開になってます。




小刀は小学生の時に図工で買わされたもので、以来受験期に鉛筆を削っていたものです。




済んでからは専ら鉛筆削り頼み。理由は均等に丸く削られた芯の腹を木炭の様に面で扱えるから。




ハッチングの色んなタッチを試そうとしてますが、それがまたいかにも受験のなごりっぽい。




トーンで丁寧にというよりは稜線に短いハッチングの強弱を扱う事で、時短で作品の張りと強度を出そうとしている感じでした。自分なりの解釈で予備校参作の影響もあり。





2001年
18歳頃