昼の3時頃だっけ、家のチャイムが
珍しくなる。
誰だろ。こんな時間に。
玄関まで回るの面倒だから、いつも出入りしてる
ドアから出た。
玄関に若い女性。
「わ、びっくりした」と言うので
「いちいち玄関まで回って出てくるの面倒だから」
と言うと
「大きなお家ですね」そう、一人だからもてあましてる。
なんかネームプレート見せて、小学生あたりの教材や
ファックス指導の営業みたい。
なんか小学生くらいの子のいる家を探してるそうだけど
この辺回ったけど、どこも留守なんですーとのこと。
そうだろうね。ここら辺の新しく引っ越してきた人たち
皆夫婦で出かけてるから。
まあ親切心から、小学生のいる家教えてあげた。
一人暮らしと言うの聞いてたのかな。
「ありがとうございます。おとうさん」
「おとうさん?」
初めてよばれるのでなんかおかしくもなった。
また話してて、おとうさんと言うので私がひっかかったら
なんておよびすれば・・・というので別になんでもいいけど。
おとうさんとよばれるのは初めてだぁ。
でも、なんか親しみやすい人で営業職らしい女性でした。
そうだよなー、子供いるのが当たり前の年なんだよなー。
でも20代くらいの女性から「おとうさん」はないだろ