買えるだけでもありがたい | KAZU中西のわりかしマジメなブログ

買えるだけでもありがたい


ヤマハの至宝VMAX。

国内仕様が生産終了して7年経ちますね。

ボチボチ純正補修部品を確保していく時期です。

Z1 Z2みたいに

リプロパーツが豊富にあればなぁ・・・。

まぁ無いものねだりしても始まらない。

あり物で何とかするしかないです。


最近はXJR1300があるので、

VMAXは事故ゼロ活動とか

インストラクター業務でしか乗っていない。

でも、走ればタイヤは減るわけで。


さて、ここで他のオートバイと違って

困りまくる問題が!

VMAX1700は

市販タイヤで履ける物が少ない。

F=120/70ZR18

R=200/50ZR18

幅よりも径で選択肢が無い。

しかも、フロント激ヘビーにつき

サイズ的に履けても

操安性とか耐久性の面で

役不足のタイヤがほとんど。

僕の知る限り、

同メーカー同名柄で前後が揃うのは

ダンロップ ロードスマート2

ブリヂストン BT-028 くらいかな。


しかーし!そんなVMAX1700に

履けるタイヤが出ていました。

シンコータイヤのヴァージです。


VMAX1700のタイヤサイズなんて

他では使ってないから

ほぼ車種専用です。

先ずはラインナップしてくれた

シンコータイヤに感謝です。






履かせてから約3000km走ってみました。

シンコータイヤさんに

製品の技説を訊いていないので

レビューは僕の主観になりますが、

ステップペグとブレーキペダルが擦るくらいだと

トレッド面はこのくらいまで使えます。




端まで使えば良いってモンじゃあないから

これで問題無し。

いわゆるアマリングを消そうとすれば

転倒のリスクは増えるし

ペグとブレーキペダルが減るし。

良くないことしか起こりません。


で、使ってみた感想は

直進性と静粛性に問題なし。

ドライグリップは公道ツーリングなら問題なし。

クローズドコースのコーナリングでは

弱滑りしつつも破綻しない接地感。

ウェットコンディションは

今ひとつグリップ感が薄いです。

トレッド面の減り方はBSに似てるかな。


とまぁ、こんな風に書くと

やっぱBSとかDLだなぁと思うでしょう。

でも、実勢価格で言えば

シンコータイヤ ヴァージは圧倒的に安いです。

なので、仮にBSやDLみたいに

約1万キロもてば

財布にめっちゃ優しいタイヤってことになります。

引き続き検証していきたいと思います。