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凝った映像と絵画なような美しいシーンの予行編を見て大好きなレオナルド・デカプリオ君の主演となれば是が非でも見なければと思ったのが「シャッター・アイランド」だった。

シャッター アイランド [DVD]/レオナルド・ディカプリオ,マーク・ラファロ,ベン・キングズレー

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冒頭は連邦保安官のデカプリオ君が船で沖合の小島に向かうシーンで始まるのだが、どこか色調の違う合成まる解りの映像の中、やたらと海を怖がる彼が自分に言いきかせる「怖がるな海なんかただの水の集まりだ」というあたり、その後船着場から広がる島のレンガ造りの建物が点在する異様なまでに綺麗な風景から名称スコセッシの凝りに凝った綾織物のような美しい世界が始まっていく。
彼が向かう先は精神異常を患った犯罪者達を収容する刑務所でその中で一人行方不明になった女囚人を捜索するのが彼の任務である。
島の統括者である精神医学者を演じるのがベン・キングズレーでどこか怪しさの漂う人道主義者という複雑な役を巧みに演じていた。また彼の右腕のこちらは見るからに一癖ありそうな医師を演じていたのがマックス・フォン・シドーでこのあたりなかなか豪華な配役である。

僕達はデカプリオ君と共に事件の真相やこの島全体の謎の解明へと追体験していくことになるのだが
その時出会う囚人の一人の言う台詞「君は迷路に迷ったネズミだ」まさにそう感じさせるおどろおどろしくも美しい幻想(イリュージョン)を体験したい方にお薦めです。

2009年 アメリカ映画 監督 マーティン・スコセッシ




SF映画という呼び方が今もジャンルとして成り立つの疑問だが、そのむかし「スターウオーズ」(マークハミルが主役の方)が大ヒットがした頃に比べると随分とそのバリエーションも増えその掘り起こし方も進化してきたなと思わせる一本でした。
第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)/シャールト・コプリー,デヴィッド・ジェームズ,ジェイソン・コープ

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何よりこの映画のシュチュエーションが凝っていておもしろい。
まず突如としヨハネスブルグの上空に故障した宇宙船が現れ、乗船していた飢えに苦しむ何万もの異星人を地上に作られた難民キャンプに収容するという出来事がニュース映像などを交えながら単々と語られる。異星人の登場だけでも大層なドラマになりそうなのだがこの映画ではすでに異星人ありきでそこからの人間社会との間に起こる様々な問題にお話の主軸をおいている辺りなかなか斬新な語り口だなと思わせてくれた。
やや単細胞で感情の起伏の激しい異星人達は常に飢えていて食料を探す為にゴミの山を漁ったり時に暴力をふるったりと問題が多く人々は彼らを忌み嫌いその昆虫に似た容姿から「エビ」と見下して呼ぶようになっていく。この異星人達の動きがなかなか自然で随分とうまい特撮だなと思ったらこの映画の制作者は「ロードオブザリング」のピーター・ジャンクソンだった。
やがて彼らを強制的に移住させようとする政府の武装集団といやおうなく異星人側になってしまった一人の男との抗争劇が始まっていくのだがなかなかうまいカットの連続でぐいぐい引き込んでくれる。
彼に対する人々のインタビューでお話が進んでいくという手法も一見ウディ・アレンの映画のようでなかなかおもしろく感じられた。

映画冒頭のナレーションがこの映画のちょっと違う切り口を感じさせる
「宇宙船が現れたのはマンハッタンでもロサンゼルスでもなくマイナーなヨハネスブルグだった」

一見荒唐無稽なお話を見せながらもちゃんと情の通わすシークエンスでしめているあたりなかなかよく作りこまれた映画だなと感心も得心もさせられる映画だった。ちょっと不思議な感覚になりたい夜にどうぞ。

2009 年 アメリカ/ニュージーランド  監督 ニール・ブロムカイム

マリー・アントワネットは欧米の歴史上の人物の中でも気になる存在である
もう何度も映画や小説にも登場しているのがその若くて無邪気な可愛いらしさをもっともクローズアップして生なマリーを描いているのがこの映画ではないだろうか



マリー・アントワネット (通常版) [DVD]/キルスティン・ダンスト,ジェイソン・シュワルツマン,アーシア・アルジェント

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初めは相成れないルイ王朝の空気に固くなりがちなマリーだがやがて周囲のチヤホヤぶりに戸惑いながらもやりたい放題な贅沢な日々を過ごして行く過程がおもしろい。
シャンパンと甘いスイーツで朝方まで若いブレーンと遊びまくる姿は今時の若者達と何ら変わりなくちょっといいシーンだった。
じっくりと撮られたような各シーンは美しくベルサイユ宮殿というどこか浮き世離れしたロケ地で撮っているにも関わらずなかなかリアルな映像に仕上がっている
監督のソフィア・コッポラはなかなかいいお父さんのセンスを継いでいるなと感じられた。


フランス王朝を滅ぼした希代の悪女ということになっているが以前より搾取の増長を続けていたルイ王朝が革命によって滅ぼされるのは時間の問題で彼女だけに責めを負わせるのも気の毒なような気もする
キルティ・ダントスの愛らしさも相まってさらにそう思う映画だった。

2006年 アメリカ映画 監督 ソフィア・コッポラ