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「2012」は地球崩壊という恐ろしいテーマを最新のCGを駆使したその迫力ある映像で公開当時話題になったのだが、その派手派手しさとは裏腹に人類滅亡を描いた題材はやりきれない暗い気持ちになるだろうという感じがしてなかなか観ようという気分にはなれなかった。
それでなくとも昨今の異常気象や温暖化問題など私達地球に巣食う生物には危機感を垣間みさせる現象があいつでいて、この映画がまったく荒唐無稽の夢物語とは思い切れない部分があるからだろう。


2012 スタンダード版 [DVD]/キウェテル・イジョフォー,ジョン・キューザック

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だが観て感じたのはそいう危惧な気持ちとは全く違うものだった。
なかなか見応えのあるエンターティメントでお話も説得力あるように作り込まれていて随分楽しめる映画になっている。

近く起こるであろう全世界規模の大惨事を知ることになった国々が密かな計画を実行していく過程を縦の線で通しながらも、何も知らされてい一般市民とその家族を主軸おいてお話を進めている辺りがこの映画のいいところだと思う。
かっては本を出したこともある地質研究家の駄目男を演じるのがジョン・キューザックで彼がこんなスペクタクル物の主人公を演じるのもちょっと珍しく感じられた。
やがて彼とその家族達が体験する突如として起こった大地震を私達も追体験していくことになるのだが、おそらく充分な研究をかさねながら作られたであろうそのスペクタクルシーンはなかなかの迫力だった。普段何げなく歩いている町が家並みがビル群がこんな風になってしまうのだなとちょっと驚きを持って感じさせてくれる。
この手の映画にありがちなご都合主義な面は否めないが逆にその点がこの映画の救いでもある。

ある意味想像を絶する体験を終えた娘が「帰るお家はあるの?」という問いに答えるキューザックの台詞
「家族が一緒にいればそこが家だ」
少しくさい台詞だがなかなかこの大作のラストにふさわしい、いい台詞だと思いました。

満腹の大スペクタクルを体験されたい夜にどうぞベル

2009年 アメリカ映画 監督 ローランド・エミリッヒ



今やいい男の代名詞を不動のものにしたジョージ・クルーニーは婦女子のみならず男達にも随分人望があるようでその辺りがハリウッドというゴージャスな都の原動力の一人となって活躍している所以かもしれない
彼にはどうしても「オーシャンズ」シリーズなどの派手なイメージがつきまとうが「マイレージマイライフ」のようなどちらかというと地味なじっくりと作り込んでいるような映画にも好んで出演していてそこではまた少し違った素敵な味を出していると思う

マイレージ、マイライフ [DVD]/ジョージ・クルーニー,ヴェラ・ファーミガ,アナ・ケンドリック

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クルーニー扮する毎日の様にアメリカ中を飛び回る男が主人公でこの映画では飛行機の旅がテーマの一つになっている。全米の町のそれぞれの風景がとてもナチュラルな映像で流されているあたりがとても心地よく感じられました。
彼の仕事が従業員の解雇を雇用企業に替わって言い渡すという特殊なものでアメリカならそんな職業もあるんだろうなと思いなかなか興味深かったです。
彼に解雇通知を言い渡された従業員達は彼に食って掛かったり、中にはパニック状態に陥る者もいてその辺りのやりきれない重々しさを日々味わっていることがクルーニー自身の生き方にも反映されていてなかなか深い作りの映画にもなっています。

最先端のネットテレビで解雇を通知した方が出張旅費の削減になって安上がりだという社長の方針に反対するクルーニーの台詞
「俺はいつも解雇を言い渡す相手に尊厳を込めていた、ネットでそれは伝わらない」
昔気質のいい男ぶりを漂わせる彼ならでは似合う台詞だと思いました
やがて彼と同じ様に全米中を飛行機で飛び回るキャリアウーマンと出逢い、今までにない恋心を抱く様になっていきます
その女性役がヴェラ・ファーミガという女優さんで色っぽい大人な感じをかもし出していてとっても魅力的でした

今の社会問題を真摯に取り入れながらも一人者の男とその周囲の人間味臭い空気を上手く取り入れ決して重苦しくならない様に作られているあたりが気分のいい映画でした。

クルーニーのラストのナレーションがまたかっこいい
「輝く満天の星空の中ひときわ輝いているのが俺が乗った翼だ」

渋い男を見たい夜にどうぞ

2009年 アメリカ映画 監督 ジェイソン・ライトマン



はじめてのアメーバブログです
まずは大好きな映画作家であるウディ・アレン監督の映画紹介から
「それでも恋するバルセロナ」はウディの作品の中でも随分新しいもので(2008年)彼の作品にしては珍しくテレビCMも流されていたので見たりタイトルだけでも知っている人は多いかもしれませんね
それでも恋するバルセロナ [DVD]/スカーレット・ヨハンソン

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この映画のタイトルがなかなかの傑出だと思います。
それでも恋する~という躍動的で甘美なそして「バルセロナ」というお洒落でミステリアスでどこか他の観光地とは違う何かがあるイメージを与えてくれる地名。
違う何かがあるかもしれない、という感覚こそ新しい「恋」そのものですもんね。
見終わった後はまさに「それでも恋するバルセロナ」だなと思わせてくれます。

原題は「ヴィッキー、クリスティーナ、バルセロナ」でこの映画の主人公のアメリカの女の子二人の名前が入っています。
二人は大学の卒業記念旅行、つまりはこれからの社会に出た時の為の自分探しの旅で「バルセロナ」を選びます。
活発で恋にも積極的なクリスティーナを演じるのがスカーレット・ヨハンセンで美人だけではないその深みのある魅力がこの映画でもとってもよかったです。
彼女と対照的に恋には慎重なすでに婚約者のいる女の子がヴィッキーで二人がスペインの情熱を体現したようなプレイボーイの画家に出逢うことから元恋人まで絡んでの恋のドタバタへと発展していきます。
そのプレイボーイの画家を演じるのがハビエル・バビエルで突然さらりと「これから車で旅に出てワインを飲みセックスをしにいこう」と始めて会った二人を誘うあたりのギラギラ感の漂うインテリを演じていて魅力でした
彼がクリスティーナに言う台詞「恋にもバランスが必要だ」
この映画のちょっとしたキーワードになっているいい台詞だと思いました

是非「バルセロナ」と「恋」の魅力に興味のある方はご覧になってくださいベル

2008年 アメリカ映画  監督 ウディ・アレン