残雪期だけに登れる景鶴山 ２／２

予報通り

快晴の一日の兆候

朝霧の中､景鶴山目指し

桧枝岐小屋を後にした

尾瀬橋への回り道となる

木道ルートを通らないで

スノーシューを履いて

最短距離で雪原通過

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尾瀬橋を渡り

東電小屋方面に行かず

反時計回りに残雪の多い

ところ選んで進むが

所々地肌が見える

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笹山を廻り鞍部に出る

ここからの急斜面は

雪が融け一面笹

やぶ漕ぎが

始まる

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踏み跡無く

笹をわしづかみ

かき分けて高度を稼ぐ

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標高差150m程

やぶ漕ぎが続き一呼吸

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紺碧の空に

ピラミカルな

景鶴山山頂部が映える

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標高1800m位から

逆光の燧ケ岳を振り返る

朝陽に輝く至仏山

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与作岳を過ぎ

至仏山と景鶴山の

ツーショット撮ってみた

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与作岳から鞍部に降り

山頂に続く雪原を登る

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アイゼン利かせ

快調に高度を稼ぐ

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山頂直下

雪が少なく

３ｍ程の岩場

アイゼン外さず

強引によじ登って越す

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巨岩脇の残雪少なく

灌木摑まりながら抜ける

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ナイフリッジの雪も僅か

雪無ければブッシュで

登るのが辛くなる

越えれば山頂

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風雪の耐える山頂標識

転がってた標識を

上の枝に掛ける

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好天気

360度の眺望

至仏山は登山者で

賑わっているのだろう

ここ景鶴山は静かな世界

燧ケ岳と尾瀬ヶ原

残雪期も終わり？

風もなく暖かい

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山頂直下を慎重に降り

残雪原は快調に降る

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そろそろやぶ漕ぎエリア

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降りの方は

順目になるので

身体全体でかき分ける

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足元見え難い急斜面

チェーンアイゼンが有効

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沢筋の斜面・崖？

四つん這いで降る

笹山の鞍部まで降りれば

やぶ漕ぎも終わり

尾瀬ヶ原も近い

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東電小屋を過ぎ

尾瀬ヶ原の木道歩き

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ヨッピ橋到着

踏板が外したまゝ

両脇のワイヤー掴み

狭い橋桁の上を歩く

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ここは

踏板も手摺りもない

平均台を渡る感じで通過

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牛首分岐まで来た

鳩待峠まで2時間強

鳩待峠から戸倉までの

シャトルバス最終便に

間に合わないかも？

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予想が当たり？

ひっそりした鳩待峠着

間に合わなかった焦らず

舗装道路を歩き始める

下り坂だけなので楽

戸倉まで１２ｋｍ

道路脇の水芭蕉

小動物にも遭わず

ヘッドランプに

蛾達が集まる

見あげれば

おぼろ月

満点の

星空

愛車待つ戸倉駐車場着

バス代１３００円使わず

お疲れさまでした(笑)

一休みし帰路につく

遅くなったので

関越道上り線

渋滞無し