孟宗竹の竹炭づくり
1週間前に玉切り・分割・節取りをしたあと
窯詰めを行ない準備作業を終えている
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炭焼きサイトに集合して先ずはコーヒーブレイク
早速
火口づくりから窯づくり
手前に耐火煉瓦を積み上げ約1時間で窯づくりを終える
早速火入れ
火口奥に孟宗竹の炭材が確認できる
排煙口の上方に斜めに排煙パイプをセットする
火口で約2時間強の燃焼を続けて窯内を昇温させると自発炭化となる
排煙口からモクモクとのぼる煙は斜めの排煙パイプ通過時に冷えると
水滴になりパイプ内を流れて下側端で垂れ落ちる
その水滴を集めたものが竹酢液である
沈殿法や濾過法などで浄化する
排煙パイプの先から煙の光景を観ると炭焼きの雰囲気となる
自発炭化が始まると火口内を整理して
煉瓦やパイプで開口面積を縮小させて燃焼を調整する
安定してきたらパイプ以外を粘土などで閉鎖する
燃焼状況によって2本のパイプを
1本は閉じたり吸入空気量を調整しながら
自発炭化を翌日まで続けるのだが深夜から窯任せで仮眠
仮眠の間に気がつけば起きて状況を確認する
自発炭化開始から16時間ほど経過した
翌朝の4時に自発炭化終了
火口パイプを閉じる
30分後に排煙口も閉じて炭焼きが完了
自発炭化時間は20時間程度が標準なので
少し早かったのがどんな影響となるか
いずれ窯開けするときが楽しみだ
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長時間の炭焼きは
食べることと炭焼きサイト周囲の整備など
いろいろやることがあるのだが
今回は雨模様だったので
選定した柚子の枝を燃やしたりした
数時間おきに自炊しながら食べたり
日が暮れてくれば飲んだり飲んだりで時が流れる
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そんな模様は後日アップ
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